初心者向けアクション(1)・右近佑佳さん「『たくさんの人に正解する楽しさを味わってほしい!クイズをはじめてほしい!』という思いを込めて作りました。」
高校生を中心にクイズ人口が急増する昨今。この夏、初心者向けに「問題集を出す」「問題集をお勧めする」方が相次ぎました。
当Quiz Doではそのようなアクションをとられる方にインタビューを実施しました。
初回は、すべての問題に振りがながふられた『クイズをはじめよう! 初心者のためのやさしい早押し問題集』を出された右近佑佳(ドクロ)さんに話をうかがいます。
――まず、取材に応じて頂ける方ご自身についてお伺いします。もともとクイズに興味を持ったきっかけってどんなところだったんですか?
子どもの頃からクイズ番組が好きで、中でも高校生クイズにはずっと憧れていました。
そして、高校生になり「○×クイズ突破支援局」という高校生クイズ出場者の集まるサイトで、色々な人と交流してクイズ大会に参加するようになりました。このときに出会った友人達は今も良きクイズ仲間です。
――ご自身の初心者の頃を振り返って、印象的だったエピソードがあったら教えてください。
初めて早押しボタンに触れたときに「これがあの!早押しボタン!押したら光る!楽しい!」と感動したのを覚えています。そこで、ボタンのあそび部分を押しておく「押し込み」を試してみようとしたら、問題文の3文字目くらいでうっかり光らせて誤答してしまって、それ以来押し込みはしていません(笑)
あとは、自分がクイズを始めた頃は今以上に女性が少なくて寂しかったですね。つらいときもありましたが、やっぱりクイズが好きなので適度に休んだりしながら続けてきました。クイズは年齢関係無く楽しめるものなので、いつでも離れたり戻ったりできるのがいいところだと思います。
――今回の本を書こうと思ったきっかけを教えてください。
最近は「基本から一歩踏み込んだ問題」や「新しい切り口の問題」を求める傾向が強くなっていると感じます。長年クイズをしている自分はとても楽しいのですが、初めてクイズに触れる人には入りにくいのではないか…と不安になることもありました。誤答して悔しい思いをしたり、難しい問題文にうなったりすることも大切ですが、まずは「クイズって楽しい!」という体験が必要だと私は思います。
初心者が中心の場で自分が問い読みをするときは、問題集の中からやさしい問題を選びながら読むことも多いです。しかし、問題難易度の判断もある程度の経験が無いとできません。そこで、初心者だけの集まりでも使いやすく、経験者が初心者を導く手助けになるような問題集を作ろうと思いました。
――「初心者向け」ということで、心掛けた点を教えてください。
初めてクイズをする人がすぐ楽しめるように、簡単な早押しクイズのルールや早押しボタンの入手方法についてのガイド記事を付けました。
また、問題文には全てふりがなをふり、小中学生や問い読みに慣れていない人にも親切なつくりにしています。
難易度の設定では、学問系ジャンルは中学生までに学校で習う事柄を中心に、非学問系ジャンルでは社会現象になるなど広く知られている事柄を選びました。答えを聞いたときに「全然知らない」と思われるような単語はできる限り避けています。
そして、問題の文章は読みやすくミスリードの無いよう整え、出題順やジャンル配分にも気を配りました。
「たくさんの人に正解する楽しさを味わってほしい!クイズをはじめてほしい!」という思いを込めて作りました。
――最近周囲の初心者の方を見て、抱く印象がありましたら、差支えない範囲で教えてください。
成長スピードがすごいです!
今は離れた場所でもネットを使ってクイズをすることができ、問題集の通販やダウンロード販売もあり、大会もたくさんあって、「うらやましい!」と思ってしまいます。
クイズの環境が少しずつ便利になっていくのはとても喜ばしいです。自分から行動する人がどんどん強くなるのは昔から変わりませんね。
――今後、初心者の方向けに「このようなことをやっていきたい」というものがありましたら、ぜひよろしくお願いします。
気の早い話ですが『クイズをはじめよう!2』を作りたいです。
2では問題の作成ガイドなど、クイズを作る側の面白さを伝えられたらいいなと思っています。
――ありがとうございました!
なお『クイズをはじめよう! 初心者のためのやさしい早押し問題集』は「クイズ宅配便(Q宅)」「キーボートス」で取り扱っています!
【文責:神野芳治】
https://quiz-schedule.info/quizdo/?p=1707https://quiz-schedule.info/quizdo/wp-content/uploads/2018/08/5aa4efe5a0fbb71342e5db13eb3df071-1024x768.jpghttps://quiz-schedule.info/quizdo/wp-content/uploads/2018/08/5aa4efe5a0fbb71342e5db13eb3df071-150x150.jpg問題問題集通販サイト高校生を中心にクイズ人口が急増する昨今。この夏、初心者向けに「問題集を出す」「問題集をお勧めする」方が相次ぎました。 当Quiz Doではそのようなアクションをとられる方にインタビューを実施しました。 初回は、すべての問題に振りがながふられた『クイズをはじめよう! 初心者のためのやさしい早押し問題集』を出された右近佑佳(ドクロ)さんに話をうかがいます。 ――まず、取材に応じて頂ける方ご自身についてお伺いします。もともとクイズに興味を持ったきっかけってどんなところだったんですか? 子どもの頃からクイズ番組が好きで、中でも高校生クイズにはずっと憧れていました。 そして、高校生になり「○×クイズ突破支援局」という高校生クイズ出場者の集まるサイトで、色々な人と交流してクイズ大会に参加するようになりました。このときに出会った友人達は今も良きクイズ仲間です。 ――ご自身の初心者の頃を振り返って、印象的だったエピソードがあったら教えてください。 初めて早押しボタンに触れたときに「これがあの!早押しボタン!押したら光る!楽しい!」と感動したのを覚えています。そこで、ボタンのあそび部分を押しておく「押し込み」を試してみようとしたら、問題文の3文字目くらいでうっかり光らせて誤答してしまって、それ以来押し込みはしていません(笑) あとは、自分がクイズを始めた頃は今以上に女性が少なくて寂しかったですね。つらいときもありましたが、やっぱりクイズが好きなので適度に休んだりしながら続けてきました。クイズは年齢関係無く楽しめるものなので、いつでも離れたり戻ったりできるのがいいところだと思います。 ――今回の本を書こうと思ったきっかけを教えてください。 最近は「基本から一歩踏み込んだ問題」や「新しい切り口の問題」を求める傾向が強くなっていると感じます。長年クイズをしている自分はとても楽しいのですが、初めてクイズに触れる人には入りにくいのではないか…と不安になることもありました。誤答して悔しい思いをしたり、難しい問題文にうなったりすることも大切ですが、まずは「クイズって楽しい!」という体験が必要だと私は思います。 初心者が中心の場で自分が問い読みをするときは、問題集の中からやさしい問題を選びながら読むことも多いです。しかし、問題難易度の判断もある程度の経験が無いとできません。そこで、初心者だけの集まりでも使いやすく、経験者が初心者を導く手助けになるような問題集を作ろうと思いました。 ――「初心者向け」ということで、心掛けた点を教えてください。 初めてクイズをする人がすぐ楽しめるように、簡単な早押しクイズのルールや早押しボタンの入手方法についてのガイド記事を付けました。 また、問題文には全てふりがなをふり、小中学生や問い読みに慣れていない人にも親切なつくりにしています。 難易度の設定では、学問系ジャンルは中学生までに学校で習う事柄を中心に、非学問系ジャンルでは社会現象になるなど広く知られている事柄を選びました。答えを聞いたときに「全然知らない」と思われるような単語はできる限り避けています。 そして、問題の文章は読みやすくミスリードの無いよう整え、出題順やジャンル配分にも気を配りました。 「たくさんの人に正解する楽しさを味わってほしい!クイズをはじめてほしい!」という思いを込めて作りました。 ――最近周囲の初心者の方を見て、抱く印象がありましたら、差支えない範囲で教えてください。 成長スピードがすごいです! 今は離れた場所でもネットを使ってクイズをすることができ、問題集の通販やダウンロード販売もあり、大会もたくさんあって、「うらやましい!」と思ってしまいます。 クイズの環境が少しずつ便利になっていくのはとても喜ばしいです。自分から行動する人がどんどん強くなるのは昔から変わりませんね。 ――今後、初心者の方向けに「このようなことをやっていきたい」というものがありましたら、ぜひよろしくお願いします。 気の早い話ですが『クイズをはじめよう!2』を作りたいです。 2では問題の作成ガイドなど、クイズを作る側の面白さを伝えられたらいいなと思っています。 ――ありがとうございました! なお『クイズをはじめよう! 初心者のためのやさしい早押し問題集』は「クイズ宅配便(Q宅)」「キーボートス」で取り扱っています! 【文責:神野芳治】quizdo quizdo2017@gmail.comAdministratorQuiz Do