前回に引き続き、クイズ作家・古川洋平さんに話を伺います。
第2回となる今回は、「ラボクイズ」関連の話はもちろん、クイズ作家・タレントとしての活動についてもお伺いしています。必見!

クイズ作家のみならず、クイズを軸にしたタレントとしても活躍する古川さん。

――ラボクイズは、愛好者によるクイズイベントと比べると比較的高め(リアル脱出ゲームとしては相応額とはいえ)の参加費を設定しています。その点、今までのクイズイベントと比べて意識していること、心がけていることはありますか?

クイズイベントは安すぎるなとずっと思っていました。ただそれはお互いに「クイズ愛好者同士で助け合う世界」の中の価格設定だと思ったんです。
自分もそういう価格帯のオープンを10回くらい経験して、今度は「リアル脱出ゲームみたいに一般の人がある程度のお金を払って行うクイズイベントをしたい」と思いました。クイズを他の知的ゲームと同格に扱って欲しい、という思いもありましたね。
最近では同じような価格帯でイベントをされている方も増えたようなので、クイズイベントは需要がある、ということが証明されたのかな?と思っています。

――「今後のラボクイズの方針」と、「今後、新しくラボクイズでやっていきたいこと」を教えてください。

ラボクイズも5年目を迎え、上位層が固定されたり、参加者に慣れが出たりと、今までとは違う側面が出てきました。ただ僕は彼らに期待していて、自分が「クイズって何か怖そう」と思ってラボの扉をくぐった時のことを忘れずに、初心者に優しい先輩でいて欲しい。僕たち運営側も、そういった協力をしてもらえるような方針を貫いていきたいです。

やっていきたいことは、「強い人が大活躍するガチンコイベント」と「実力に関係なくみんなが楽しめるイベント」の両方を同じ箱・同じ主催者でやること。特に今後は後者に力を入れていきたいです。

古川さん率いる「クイズ法人 カプリティオ」のトップページ。

――ここからはクイズ作家・タレントとしての古川さんについてお伺いします。
もともとテレビ・メディア出演されるきっかけ、最初に出演した番組は何だったんですか?

最初に出演したのは高校2年生(2000年)の時に出場した『アタック25』です。翌年には『タイムショック21』にも出演しました。
両方の番組で優勝できたことが、今の自分の礎になっています。

――ここ最近(半年程度)、出演された番組を教えてください。また、その中で特に印象的だったものがありましたら教えてください。

地上波ですと、
『ドラえもん』(テレビ朝日)
『水曜日のダウンタウン』(TBS)
『吉本坂46が売れるまでの全記録』(テレビ東京)
『イッテンモノ』(テレビ朝日)
『乃木坂工事中』(テレビ東京)
『8トピック』(テレビ朝日)
『勇者ああああ』(テレビ東京)
になります。
印象的なのは何と言っても『ドラえもん』ですね。まさかアニメのドラちゃんとのび太くんと一緒にお話ができるとは。ドラえもん大好きだった子供の頃の僕に言ったら、飛び上がりそうです!
映画『ドラえもん のび太の宝島』では脚本のクイズパートを担当させて頂き、とても良い経験になりました。

――これまでの古川さんのクイズ人生で得たものが、テレビ・メディア出演で生きている部分は(知識以外だと)どんなところでしょうか?

最近では「トーク」「アイドル」「人狼」など、クイズに関係ない分野で番組に呼んで頂くことが多くなりました。クイズでは大会の司会を任されることが多かったのですが、トークスキルやアドリブ力、発声などが知らず知らずに鍛えられていたのなら嬉しいなと思っています。

カプリティオの業務内容。最近ではクイズの枠を超えたメディア出演も増えています。

――今後、「職業クイズ作家」「タレント」さらには他分野も含めて、(ラボクイズ以外で)こんなことをやってみたい、という展望や目標がありましたら終えてください。

過去にはオリジナルソングの発売、今年は舞台俳優デビューもさせて頂き(笑)、色んなことに挑戦できている人生だと思います。今は執筆系、特に脚本などの勉強にも興味があります。
あとはクイズに関係ない番組に出ること!クイズ好きな人はクイズ番組を見ると思うんですけど、クイズに興味ない人が他の番組を見て「このクイズ王面白い!」と思ってもらえれば、少しでもクイズ人口を増やせるかも……
偉大な先輩たちの実績は凄いですし、後輩たちもテレビで大活躍中なので、「他の人がやってないこと」をこれからもどんどんやっていきたいです!

――ありがとうございました!

【文責:神野芳治】

https://quiz-schedule.info/quizdo/wp-content/uploads/2018/08/prof1-712x1024.jpghttps://quiz-schedule.info/quizdo/wp-content/uploads/2018/08/prof1-150x150.jpgquizdo“やる”クイズリポートイベントリポート前回に引き続き、クイズ作家・古川洋平さんに話を伺います。 第2回となる今回は、「ラボクイズ」関連の話はもちろん、クイズ作家・タレントとしての活動についてもお伺いしています。必見! ――ラボクイズは、愛好者によるクイズイベントと比べると比較的高め(リアル脱出ゲームとしては相応額とはいえ)の参加費を設定しています。その点、今までのクイズイベントと比べて意識していること、心がけていることはありますか? クイズイベントは安すぎるなとずっと思っていました。ただそれはお互いに「クイズ愛好者同士で助け合う世界」の中の価格設定だと思ったんです。 自分もそういう価格帯のオープンを10回くらい経験して、今度は「リアル脱出ゲームみたいに一般の人がある程度のお金を払って行うクイズイベントをしたい」と思いました。クイズを他の知的ゲームと同格に扱って欲しい、という思いもありましたね。 最近では同じような価格帯でイベントをされている方も増えたようなので、クイズイベントは需要がある、ということが証明されたのかな?と思っています。 ――「今後のラボクイズの方針」と、「今後、新しくラボクイズでやっていきたいこと」を教えてください。 ラボクイズも5年目を迎え、上位層が固定されたり、参加者に慣れが出たりと、今までとは違う側面が出てきました。ただ僕は彼らに期待していて、自分が「クイズって何か怖そう」と思ってラボの扉をくぐった時のことを忘れずに、初心者に優しい先輩でいて欲しい。僕たち運営側も、そういった協力をしてもらえるような方針を貫いていきたいです。 やっていきたいことは、「強い人が大活躍するガチンコイベント」と「実力に関係なくみんなが楽しめるイベント」の両方を同じ箱・同じ主催者でやること。特に今後は後者に力を入れていきたいです。 ――ここからはクイズ作家・タレントとしての古川さんについてお伺いします。 もともとテレビ・メディア出演されるきっかけ、最初に出演した番組は何だったんですか? 最初に出演したのは高校2年生(2000年)の時に出場した『アタック25』です。翌年には『タイムショック21』にも出演しました。 両方の番組で優勝できたことが、今の自分の礎になっています。 ――ここ最近(半年程度)、出演された番組を教えてください。また、その中で特に印象的だったものがありましたら教えてください。 地上波ですと、 『ドラえもん』(テレビ朝日) 『水曜日のダウンタウン』(TBS) 『吉本坂46が売れるまでの全記録』(テレビ東京) 『イッテンモノ』(テレビ朝日) 『乃木坂工事中』(テレビ東京) 『8トピック』(テレビ朝日) 『勇者ああああ』(テレビ東京) になります。 印象的なのは何と言っても『ドラえもん』ですね。まさかアニメのドラちゃんとのび太くんと一緒にお話ができるとは。ドラえもん大好きだった子供の頃の僕に言ったら、飛び上がりそうです! 映画『ドラえもん のび太の宝島』では脚本のクイズパートを担当させて頂き、とても良い経験になりました。 ――これまでの古川さんのクイズ人生で得たものが、テレビ・メディア出演で生きている部分は(知識以外だと)どんなところでしょうか? 最近では「トーク」「アイドル」「人狼」など、クイズに関係ない分野で番組に呼んで頂くことが多くなりました。クイズでは大会の司会を任されることが多かったのですが、トークスキルやアドリブ力、発声などが知らず知らずに鍛えられていたのなら嬉しいなと思っています。 ――今後、「職業クイズ作家」「タレント」さらには他分野も含めて、(ラボクイズ以外で)こんなことをやってみたい、という展望や目標がありましたら終えてください。 過去にはオリジナルソングの発売、今年は舞台俳優デビューもさせて頂き(笑)、色んなことに挑戦できている人生だと思います。今は執筆系、特に脚本などの勉強にも興味があります。 あとはクイズに関係ない番組に出ること!クイズ好きな人はクイズ番組を見ると思うんですけど、クイズに興味ない人が他の番組を見て「このクイズ王面白い!」と思ってもらえれば、少しでもクイズ人口を増やせるかも…… 偉大な先輩たちの実績は凄いですし、後輩たちもテレビで大活躍中なので、「他の人がやってないこと」をこれからもどんどんやっていきたいです! ――ありがとうございました! 【文責:神野芳治】クイズに興味を持った方・初心者の方からベテランまで! ”やる”クイズ支援サイト