これまではOBのなのさんに話を伺いましたが、最終回では現役の中台さんに現状をお伺いしました。
あわせて「サークル詳細」もご参照ください。
――今回、取材に応じて頂ける方のお名前を教えてください。
中台駿太です。
――現在、会員はどのようにして集めていますか?
中1への部活の説明会の際に、他の部活や同好会に混ざって宣伝しています。もっとも、私自身は先生と交渉して入りましたが。
――週3回の企画の分担は、どのようにして決めていますか?
部内杯すらできないような零細なもので、企画などそもそもできていないんです。
概して、部内杯とフリバの中間みたいなのを延々とやっています。具体的には、最初の20分ぐらいフリバで押した後、1時間半ぐらいナナサン(7○3×)だのアタサバ(アタック風サバイバル。正解すると他の人の点数が減る)だのを、問読みの人がその場の思いつきで決めてやる感じです。(問読みは抜けた人がやります。)月に2,3回ボードもやります。
――会員みんなが楽しめるよう、何か心がけていることはありますか?
出来るだけ色々な難易度の問題集を読むようにしています。あと、思いついたら解説を入れるようにはしています。大して知識ないんですが。
――運営にあたり、大変なことはありますか?(現在でも過去でも結構です)
学校に忖度しているんで結構大変です^_^。
……其れは冗談としても、普段全く関わりのない顧問と話をしたり、同級生でも改まった話をするのは精神的な負担です。
――学校は、クイズ研に対して好意的でしたか?それとも無関心、厳しい姿勢でしたか?
敢えての無関心と言った感じです。つまり、所詮は公認団体の一つなので、「ルールを守れば好きにして良いよ」という扱いです。
――顧問の先生はいらっしゃいますか?いらっしゃるようでしたら、どのようにして探し、お願いしましたか?
顧問は居りますが、経緯はよく知りません。創設者の担任とかだと思います。
――現在、学校からのクイズ研の扱いはどんなものですか?
扱いとしては同好会(部活に準ずる存在)です。数学研究会からポケモンまで、様々な団体が同じ扱いで、その中でもクイズ研はそれほど会員は多くないです。大変な点は、中2までは部活に入っていなければいけないこともあり、全員が掛け持ちしているので、どうしても集まりが悪くなってしまうことです。
――ありがとうございました!
なのさん・中台さんに話を伺いました。
まず地道な活動でスタートし、潰されかけたら校長とも直談判した創立メンバー。
「高校生クイズ」などで実績を残し、少なくとも学校側から存続を認められるようになったなのさん。
そして、学校側から支援はないとはいえ「敢えての無関心」という状況の下で、それを受け継ぐ中台さん。
……それぞれの代にそれぞれの課題がある中で、いろいろな人が担ってクイズサークルは存続していること、高校での活動では学校側がせめて「No」と言わない、聖光のように「ルールを守れば好きにすれば良いよ」というところまで認めてもらうことが大切であることを改めて実感しました。
【聖光学院中学・高校】
(1) 「うちにもクイズ研究会はあるんだ!」
(2) 「ピンポンブー4つじゃ足りないのはうれしい」
(3) 「校長への直談判」+「地道な活動」+「実績」=「今」
(4) 「知人を増やす」「実績を味方に」「楽しみを忘れない」
(5) 「(学校は)公認団体の一つなので、『ルールを守れば好きにして良いよ』という扱いです」(当記事)
【文責:神野芳治】
Quiz Do編集長、mono-series~クイズNo.1物知り決定戦&知の持ち寄りパーティー~主宰。
雑多な知識とクラフトビール・日本酒と大阪のスパイスカレーをこよなく愛する40歳。長野市在住。
私も高校時代にクイズ研を立ち上げました。
最近でもシンサクール蒲田など複数のサークルの立ち上げに参加しています。
「クイズをやってみたい」という人を、Quiz Doでの情報提供を通して応援していきます!
https://quiz-schedule.info/quizdo/?p=758https://quiz-schedule.info/quizdo/wp-content/uploads/2017/06/DSC_0060-1024x683.jpghttps://quiz-schedule.info/quizdo/wp-content/uploads/2017/06/DSC_0060-150x150.jpgquizdo“やる”クイズリポートサークルリポート・中学・高校これまではOBのなのさんに話を伺いましたが、最終回では現役の中台さんに現状をお伺いしました。
あわせて「サークル詳細」もご参照ください。
――今回、取材に応じて頂ける方のお名前を教えてください。
中台駿太です。
――現在、会員はどのようにして集めていますか?
中1への部活の説明会の際に、他の部活や同好会に混ざって宣伝しています。もっとも、私自身は先生と交渉して入りましたが。
――週3回の企画の分担は、どのようにして決めていますか?
部内杯すらできないような零細なもので、企画などそもそもできていないんです。
概して、部内杯とフリバの中間みたいなのを延々とやっています。具体的には、最初の20分ぐらいフリバで押した後、1時間半ぐらいナナサン(7○3×)だのアタサバ(アタック風サバイバル。正解すると他の人の点数が減る)だのを、問読みの人がその場の思いつきで決めてやる感じです。(問読みは抜けた人がやります。)月に2,3回ボードもやります。
――会員みんなが楽しめるよう、何か心がけていることはありますか?
出来るだけ色々な難易度の問題集を読むようにしています。あと、思いついたら解説を入れるようにはしています。大して知識ないんですが。
――運営にあたり、大変なことはありますか?(現在でも過去でも結構です)
学校に忖度しているんで結構大変です^_^。
……其れは冗談としても、普段全く関わりのない顧問と話をしたり、同級生でも改まった話をするのは精神的な負担です。
――学校は、クイズ研に対して好意的でしたか?それとも無関心、厳しい姿勢でしたか?
敢えての無関心と言った感じです。つまり、所詮は公認団体の一つなので、「ルールを守れば好きにして良いよ」という扱いです。
――顧問の先生はいらっしゃいますか?いらっしゃるようでしたら、どのようにして探し、お願いしましたか?
顧問は居りますが、経緯はよく知りません。創設者の担任とかだと思います。
――現在、学校からのクイズ研の扱いはどんなものですか?
扱いとしては同好会(部活に準ずる存在)です。数学研究会からポケモンまで、様々な団体が同じ扱いで、その中でもクイズ研はそれほど会員は多くないです。大変な点は、中2までは部活に入っていなければいけないこともあり、全員が掛け持ちしているので、どうしても集まりが悪くなってしまうことです。
――ありがとうございました!
なのさん・中台さんに話を伺いました。
まず地道な活動でスタートし、潰されかけたら校長とも直談判した創立メンバー。
「高校生クイズ」などで実績を残し、少なくとも学校側から存続を認められるようになったなのさん。
そして、学校側から支援はないとはいえ「敢えての無関心」という状況の下で、それを受け継ぐ中台さん。
……それぞれの代にそれぞれの課題がある中で、いろいろな人が担ってクイズサークルは存続していること、高校での活動では学校側がせめて「No」と言わない、聖光のように「ルールを守れば好きにすれば良いよ」というところまで認めてもらうことが大切であることを改めて実感しました。
【聖光学院中学・高校】
(1) 「うちにもクイズ研究会はあるんだ!」
(2) 「ピンポンブー4つじゃ足りないのはうれしい」
(3) 「校長への直談判」+「地道な活動」+「実績」=「今」
(4) 「知人を増やす」「実績を味方に」「楽しみを忘れない」
(5) 「(学校は)公認団体の一つなので、『ルールを守れば好きにして良いよ』という扱いです」(当記事)
【文責:神野芳治】
Quiz Do編集長、mono-series~クイズNo.1物知り決定戦&知の持ち寄りパーティー~主宰。
雑多な知識とクラフトビール・日本酒と大阪のスパイスカレーをこよなく愛する40歳。長野市在住。
私も高校時代にクイズ研を立ち上げました。
最近でもシンサクール蒲田など複数のサークルの立ち上げに参加しています。
「クイズをやってみたい」という人を、Quiz Doでの情報提供を通して応援していきます!quizdo
quizdo2017@gmail.comAdministratorQuiz Do