聖光学院中学・高校(3) 「校長への直談判」+「地道な活動」+「実績」=「今」
「学校を挙げて」が嫌いだそうですね。曰く、自分たちは学校のためにクイズをしてるんじゃない、好きでクイズをしてるんだと。
いいですね、自分たちの好きなクイズだけやって、仮にその結果学校に貢献できることがなかったとしても、「学校を挙げて」潰されるようなことがない環境。
— なの@ドイ語落単 (@54nano_fairy) May 13, 2017
正直に言いますと、わたし達も「学校の知名度のためにクイズやってない」、これは同じです(別に結果的に上がること自体は嬉しいけれど)。でもね、高クイの全国大会行ってテレビ出てからだよ、ウチのクイ研が学校の中で曲がりなりにも一部の生徒に認知されて、少なくとも当面存続できるようになったの
— なの@ドイ語落単 (@54nano_fairy) May 13, 2017
――さて本題に入ります。正直なところ、当初は学校側や他の生徒の反応ってどうでした?
学校側については、僕が加入する前はすったもんだあったようで、存続できるかどうか、というところまで行っていたとは聞いています。とはいえ、僕が加入してからは良くも悪くもほぼ関与せず、という感じです。実績を多少なりとも残したことで先生方からの目は確実に良くなったみたいですが。
――学校側や他の生徒の反応が、変わるきっかけは……やはり第34回の高校生クイズ(なのさんが先輩と出場)?
そうですね、そこが一番大きかったと思います。神奈川大会で横須賀の佐藤(拓也)さんに競り勝って、全国大会で21世紀枠の彼らにボコボコにされた、という感じです(この年の優勝は洛北、準優勝は横須賀)。あとは僕が加入して半年後くらいのエコ甲(エコノミクス甲子園)で先輩たちが全国大会に出場したのもあると思います。
――学校側とか他の生徒の反応で、一番「ここが変わったなあ」と思えたことってどんなことでした?
生徒に関してはもともとそんなに反応がなかったですね。だからあんまり変わってなかったと思います。それこそ学校のみんながやってる活動は多彩ですし、そういうのもあるんだなあくらいの反応でした。ただ、やっぱり性質上、茶化されることは多かったです(「越後製菓!」と唐突に叫ばれるとか、ボタンを勝手に押されるとかですね)。静かにしてもらわないとクイズはできないですが、部室もないので一般の教室で声を張り上げるしかなかったですし、どちらも昔から多分ずっと変わってないです。むしろ知名度を得た分、同級生からは煽られました。
――越後製菓、今でも言われるんだ……(僕らの頃は茶化されるときは「ウルトラハット」で、ゼロ年代だと「ファイナルアンサー?」だったなあ)。学校側はどうでした?
学校側に関してももともとあまり関与してくれなかったですし、今でもほとんど何もしてくれてないのであまり変化を感じないという印象ですね。学校の先生たちから一定の知名度は得たり、エコ甲で公欠を取れたりはしたようですが。とはいえ、先輩たちは「教師に潰されそうになった」と言っていたので、そういったことは私が入会して以降はなかったと思います。この点については先輩たちの努力が寄与するところが大きいと思います。
――「関与してくれなかった」のは自由にできるという点はプラスの面もありますが、「教師に潰されそうになった」というのは穏やかではないですね……。
一部の先生方から猛烈に反対を受けて活動停止に追い込まれそうになったところを、校長に直談判してどうにか存続させた、ということは聞いています。
――まあ、先輩たちが地道な活動して、潰されかけたら校長とも直談判して、その後の経緯で実績残して今にいたる、という流れでしょうか。どこかひとつが欠けていても、続かなかったんでしょうね……。
高校生クイズなどで出会った他の高校の人との交流や、神尾理事の発言についての感想などについては次回にて!
【文責:神野芳治】
【聖光学院中学・高校】
(3) 「校長への直談判」+「地道な活動」+「実績」=「今」(当記事)
(4) 「知人を増やす」「実績を味方に」「楽しみを忘れない」
(5) 「(学校は)公認団体の一つなので、『ルールを守れば好きにして良いよ』という扱いです」
https://quiz-schedule.info/quizdo/?p=733https://quiz-schedule.info/quizdo/wp-content/uploads/2017/06/E0_Dd5f4.jpg-large.jpghttps://quiz-schedule.info/quizdo/wp-content/uploads/2017/06/E0_Dd5f4.jpg-large-150x150.jpg“やる”クイズリポートサークルリポート・中学・高校https://twitter.com/54nano_fairy/status/863435329977540608 https://twitter.com/54nano_fairy/status/863436153692667905 ――さて本題に入ります。正直なところ、当初は学校側や他の生徒の反応ってどうでした? 学校側については、僕が加入する前はすったもんだあったようで、存続できるかどうか、というところまで行っていたとは聞いています。とはいえ、僕が加入してからは良くも悪くもほぼ関与せず、という感じです。実績を多少なりとも残したことで先生方からの目は確実に良くなったみたいですが。 ――学校側や他の生徒の反応が、変わるきっかけは……やはり第34回の高校生クイズ(なのさんが先輩と出場)? そうですね、そこが一番大きかったと思います。神奈川大会で横須賀の佐藤(拓也)さんに競り勝って、全国大会で21世紀枠の彼らにボコボコにされた、という感じです(この年の優勝は洛北、準優勝は横須賀)。あとは僕が加入して半年後くらいのエコ甲(エコノミクス甲子園)で先輩たちが全国大会に出場したのもあると思います。 ――学校側とか他の生徒の反応で、一番「ここが変わったなあ」と思えたことってどんなことでした? 生徒に関してはもともとそんなに反応がなかったですね。だからあんまり変わってなかったと思います。それこそ学校のみんながやってる活動は多彩ですし、そういうのもあるんだなあくらいの反応でした。ただ、やっぱり性質上、茶化されることは多かったです(「越後製菓!」と唐突に叫ばれるとか、ボタンを勝手に押されるとかですね)。静かにしてもらわないとクイズはできないですが、部室もないので一般の教室で声を張り上げるしかなかったですし、どちらも昔から多分ずっと変わってないです。むしろ知名度を得た分、同級生からは煽られました。 ――越後製菓、今でも言われるんだ……(僕らの頃は茶化されるときは「ウルトラハット」で、ゼロ年代だと「ファイナルアンサー?」だったなあ)。学校側はどうでした? 学校側に関してももともとあまり関与してくれなかったですし、今でもほとんど何もしてくれてないのであまり変化を感じないという印象ですね。学校の先生たちから一定の知名度は得たり、エコ甲で公欠を取れたりはしたようですが。とはいえ、先輩たちは「教師に潰されそうになった」と言っていたので、そういったことは私が入会して以降はなかったと思います。この点については先輩たちの努力が寄与するところが大きいと思います。 ――「関与してくれなかった」のは自由にできるという点はプラスの面もありますが、「教師に潰されそうになった」というのは穏やかではないですね……。 一部の先生方から猛烈に反対を受けて活動停止に追い込まれそうになったところを、校長に直談判してどうにか存続させた、ということは聞いています。 ――まあ、先輩たちが地道な活動して、潰されかけたら校長とも直談判して、その後の経緯で実績残して今にいたる、という流れでしょうか。どこかひとつが欠けていても、続かなかったんでしょうね……。 高校生クイズなどで出会った他の高校の人との交流や、神尾理事の発言についての感想などについては次回にて! 【文責:神野芳治】 【聖光学院中学・高校】 (1) 「うちにもクイズ研究会はあるんだ!」 (2) 「ピンポンブー4つじゃ足りないのはうれしい」 (3) 「校長への直談判」+「地道な活動」+「実績」=「今」(当記事) (4) 「知人を増やす」「実績を味方に」「楽しみを忘れない」 (5) 「(学校は)公認団体の一つなので、『ルールを守れば好きにして良いよ』という扱いです」quizdo quizdo2017@gmail.comAdministratorQuiz Do