新興サークル・第4回は、2018年の静岡県東部で設立された「駿東クイズサークル」を取り上げます。
会長の勝又弘さん、副会長のアキローさん/uniuniさんに話を伺いました。

――まず、取材に応じて頂ける方ご自身についてお伺いします。もともとクイズに興味を持ったきっかけってどんなところだったんですか?

【勝又】 テレビに出て目立ちたかった思いからクイズができる場所を探しており、静岡のクイズサークルに足を運ぶようになりました。
【アキロー】 アーケードゲーム(Answer×Answer、QMA)からクイズの世界に入り込みました。
【uniuni】 昔からクイズ番組が好きで、ウルトラクイズや高校生クイズを見て育ちました。いつしか自分もボタンを押したい!という気持ちでこの世界に入りました。

――設立のきっかけは、どんな経緯でしたか?

【以下、勝又】 静岡県西部に「浜松クイズの会」が発足したのを機に、自分たちが住む静岡県東部にもクイズの団体を作ろうと思ったのがきっかけです。県内の他のサークルの皆様のお力添えをいただきながら設立に至りました。
特にSDQCのクラッチ・レンジャーズさんには多大なるご尽力をいただきました。この場をお借りして御礼申し上げます。

――会員はどのようにして集めましたか?

最初はTwitterアカウント、次に掲示板を作って募集を開始しました。
Twitterでは県内のクイズプレイヤーや団体さんへのフォローや投稿のリツイートなどをしながら参加いただける方の輪を広げていきました。

――早押し機は、どのようにして取得しましたか?

浜松クイズの会同様、僕たちも専用の早押し機は持っておらず、壯庭回さんの機材を毎回お借りしており、県内3団体で回し回し使っております。

――企画の分担は、どのようにして決めていますか?

企画は、基本的には参加者の皆様からの持ち込みで開催することが通例で、事前に掲示板で募集しています。その状況に応じて事前に例会の時間割を決めています。
例会の最後には恒例企画として「Steps」を行っています。
(StepsのルールについてはSDQCさんのサイトに書いてあるのでぜひご覧ください)

Stepsの模様。浜松同様、こちらも接戦……。

――会員みんなが楽しめるよう、何か心がけていることはありますか?

持ち込み企画の中には、早押しクイズだけでなくビジュアルクイズや、ボードゲームやカードゲームなどと組み合わせたゲーム性の高い企画など、バラエティ要素のあるものやクイズの強弱だけでは勝負がつかないようなものを入れながら、上級者から初心者まで皆が楽しめる例会にできるよう心がけています。

――特に「初心者の方」への対応について、心がけていることはありますか?

Stepsはレベル別のラウンド戦となっているため、初心者の方でもボタンが押せる企画となっています。使用する問題集も企画に応じて、初心者向けのものを用意するようにしています。

――運営にあたり、大変なことはありますか?

問読みの得意な人が少なく、例会中は特定の人員に頼った運営になりがちなのが課題で、練習などしながら徐々に人員を増やしていこうと思っています。
また、県内の他のクイズサークルさんと開催日が重ならないように調整することや会場の確保に苦労することもあります。

――この1年活動してみて、外部サービスやサイトなどで、「こういうものがあったらもっと充実できた/楽に運営できた」というものがあったら教えてください。

連携している他のクイズサークルさんと開催日の確認・調整ができる共有カレンダーのようなものがあれば今よりもスムーズにスケジューリングが可能なのかなと思います。

――今後の目標がありましたら教えてください。

今の「楽しさ」はそのままに、今後は団体戦のある大会などで上位に入れるような「強さ」を磨いていけたらと思います。メンバー全員で高めあいながら上を目指していきたいですね。

――これからクイズサークルを作る人へのアドバイスがありましたら、よろしくお願いします。

私がまさにそうですが、設立当時は色々なことに対応や配慮が追いつかず辛い時期もありましたが、気軽に相談できる方や運営側のメンバーを増やすことで乗り越えることができました。クイズサークルの運営は「仲間集め」が重要だと思います。ぜひ一人で抱え込まず、仲間を増やすことを意識されることをおすすめします。

――ありがとうございました!

【文責:神野芳治】

https://quiz-schedule.info/quizdo/wp-content/uploads/2019/02/Steps-1024x576.jpghttps://quiz-schedule.info/quizdo/wp-content/uploads/2019/02/Steps-150x150.jpgquizdo“やる”クイズリポートサークルリポート・一般新興サークル・第4回は、2018年の静岡県東部で設立された「駿東クイズサークル」を取り上げます。 会長の勝又弘さん、副会長のアキローさん/uniuniさんに話を伺いました。 ――まず、取材に応じて頂ける方ご自身についてお伺いします。もともとクイズに興味を持ったきっかけってどんなところだったんですか? 【勝又】 テレビに出て目立ちたかった思いからクイズができる場所を探しており、静岡のクイズサークルに足を運ぶようになりました。 【アキロー】 アーケードゲーム(Answer×Answer、QMA)からクイズの世界に入り込みました。 【uniuni】 昔からクイズ番組が好きで、ウルトラクイズや高校生クイズを見て育ちました。いつしか自分もボタンを押したい!という気持ちでこの世界に入りました。 ――設立のきっかけは、どんな経緯でしたか? 【以下、勝又】 静岡県西部に「浜松クイズの会」が発足したのを機に、自分たちが住む静岡県東部にもクイズの団体を作ろうと思ったのがきっかけです。県内の他のサークルの皆様のお力添えをいただきながら設立に至りました。 特にSDQCのクラッチ・レンジャーズさんには多大なるご尽力をいただきました。この場をお借りして御礼申し上げます。 ――会員はどのようにして集めましたか? 最初はTwitterアカウント、次に掲示板を作って募集を開始しました。 Twitterでは県内のクイズプレイヤーや団体さんへのフォローや投稿のリツイートなどをしながら参加いただける方の輪を広げていきました。 ――早押し機は、どのようにして取得しましたか? 浜松クイズの会同様、僕たちも専用の早押し機は持っておらず、壯庭回さんの機材を毎回お借りしており、県内3団体で回し回し使っております。 ――企画の分担は、どのようにして決めていますか? 企画は、基本的には参加者の皆様からの持ち込みで開催することが通例で、事前に掲示板で募集しています。その状況に応じて事前に例会の時間割を決めています。 例会の最後には恒例企画として「Steps」を行っています。 (StepsのルールについてはSDQCさんのサイトに書いてあるのでぜひご覧ください) ――会員みんなが楽しめるよう、何か心がけていることはありますか? 持ち込み企画の中には、早押しクイズだけでなくビジュアルクイズや、ボードゲームやカードゲームなどと組み合わせたゲーム性の高い企画など、バラエティ要素のあるものやクイズの強弱だけでは勝負がつかないようなものを入れながら、上級者から初心者まで皆が楽しめる例会にできるよう心がけています。 ――特に「初心者の方」への対応について、心がけていることはありますか? Stepsはレベル別のラウンド戦となっているため、初心者の方でもボタンが押せる企画となっています。使用する問題集も企画に応じて、初心者向けのものを用意するようにしています。 ――運営にあたり、大変なことはありますか? 問読みの得意な人が少なく、例会中は特定の人員に頼った運営になりがちなのが課題で、練習などしながら徐々に人員を増やしていこうと思っています。 また、県内の他のクイズサークルさんと開催日が重ならないように調整することや会場の確保に苦労することもあります。 ――この1年活動してみて、外部サービスやサイトなどで、「こういうものがあったらもっと充実できた/楽に運営できた」というものがあったら教えてください。 連携している他のクイズサークルさんと開催日の確認・調整ができる共有カレンダーのようなものがあれば今よりもスムーズにスケジューリングが可能なのかなと思います。 ――今後の目標がありましたら教えてください。 今の「楽しさ」はそのままに、今後は団体戦のある大会などで上位に入れるような「強さ」を磨いていけたらと思います。メンバー全員で高めあいながら上を目指していきたいですね。 ――これからクイズサークルを作る人へのアドバイスがありましたら、よろしくお願いします。 私がまさにそうですが、設立当時は色々なことに対応や配慮が追いつかず辛い時期もありましたが、気軽に相談できる方や運営側のメンバーを増やすことで乗り越えることができました。クイズサークルの運営は「仲間集め」が重要だと思います。ぜひ一人で抱え込まず、仲間を増やすことを意識されることをおすすめします。 ――ありがとうございました! 【文責:神野芳治】クイズに興味を持った方・初心者の方からベテランまで! ”やる”クイズ支援サイト