以前ご紹介した、ネット上のクイズサークル『酔っ払いのクイズ部』。前回(2017年7月)の取材以後、新たな動きがありました。
「女性の初心者・中級者限定」のクイズサークル『CINDERELLA』の結成です。まず、前回同様、主宰のランプさんに話を伺いました。

――設立のきっかけは、どんな経緯でしたか?

ある時、『酔っ払いのクイズ部』に、初心者の女子高生からの入部希望が数件きました。初心者で、しかも若い女の子ということもあって、なじんでくれるかが心配でした。なので、とりあえずその子たちだけの枠を作って、私がバックアップしながらステップアップしていってもらう体制をつくりました。現在は酔Qの“妹サークル”という扱いになっています。

――会員はどのようにして集めましたか?

基本的にはTwitterによる募集ですが、たまにスカウトもします。メンバーが友達を紹介してくれたり、「今は環境が整っていないけど、整い次第入りたい」と言ってくれたりしている子もいます。少しでも興味を持たれた方は、Twitterでどんなことでも質問してくれればうれしいです。

――「女性の初心者・中級者限定」「若手プレイヤー限定」というサークルを作ろうと思ったきっかけはどこですか?

クイズ界は男性が多く、女性はどうしても踏み出しづらい上に、定着しにくいという側面が少なからずある……と前から思っていました。若い女の子たちが集まり、交流し、切磋琢磨してさらに次の世代に繋げていってくれれば、クイズ界の明るい未来をつくる一助になると思い、サークル化させました。

――企画の分担は、どのようにして決めていますか?

活動のほとんどが基本問題のフリーバッティング(フリバ)です。企画というものはあまりやりませんが、メンバーは酔Qの準部員扱いということになっており、酔Qの企画に自由に参加することができます。

――「監督やその仲間の指導を受ける」というのは、具体的にどんなことをやっていますか?

メンバーが大会や例会に参加する直前に対策会、作問や問い読み、企画づくりの指導、クイズにおけるマナー講座、自習方法の提案などを過去に行ってきました。酔Qをはじめとした私のクイズ仲間のみんなに問い読みやコーチを依頼したりして、日々活動しています。

「長屋クイズアリーナ」を使用しての例会の様子。ランプ先生強い……。

――会員みんなが楽しめるよう、何か心がけていることはありますか?

まだ手探りで運営している状態なのですが、明るい雰囲気づくりには気を使っています。普段はLINEのグループで連絡を取り合うことが多いのですが、まったくクイズと関係ない話もよくします。さらに言うとCINDERELLAはクイズ以外の遊びをすることもたまにあります。みんなが麻雀を覚えてくれたらうれしいです。

――運営にあたり、大変なことはありますか?

やはり進学校に在籍している子が多く、とにかく塾や勉強で忙しそうです。週末でもなかなか来られない子もいます。でもそれはみんなそうなので、たまにしか来られなくても元気でいてくれれば、それでいいです。参加頻度に関してはあまり気にしなくて大丈夫です。

「PCOQ」を使用しての例会の模様。

――特に「女性の初心者・中級者限定」「若手プレイヤー限定」ということで、気を使っていることはありますか?

全員が、それぞれの方向で少しずつステップアップしていってもらいたいと思っています。強さを求める子もいれば、企画力や問い読み力を求める子もいます。一人一人がどんなクイズプレイヤーになっていきたいのかを意識して指導するようにしています。

――ありがとうございました!

 次回は、実際に『CINDERELLA』に参加している方々に話を伺います!

【文責:神野芳治】

https://quiz-schedule.info/quizdo/wp-content/uploads/2018/03/長屋1-1024x484.jpghttps://quiz-schedule.info/quizdo/wp-content/uploads/2018/03/長屋1-150x150.jpgquizdo“やる”クイズリポートサークルリポート・中学・高校以前ご紹介した、ネット上のクイズサークル『酔っ払いのクイズ部』。前回(2017年7月)の取材以後、新たな動きがありました。 「女性の初心者・中級者限定」のクイズサークル『CINDERELLA』の結成です。まず、前回同様、主宰のランプさんに話を伺いました。 ――設立のきっかけは、どんな経緯でしたか? ある時、『酔っ払いのクイズ部』に、初心者の女子高生からの入部希望が数件きました。初心者で、しかも若い女の子ということもあって、なじんでくれるかが心配でした。なので、とりあえずその子たちだけの枠を作って、私がバックアップしながらステップアップしていってもらう体制をつくりました。現在は酔Qの“妹サークル”という扱いになっています。 ――会員はどのようにして集めましたか? 基本的にはTwitterによる募集ですが、たまにスカウトもします。メンバーが友達を紹介してくれたり、「今は環境が整っていないけど、整い次第入りたい」と言ってくれたりしている子もいます。少しでも興味を持たれた方は、Twitterでどんなことでも質問してくれればうれしいです。 ――「女性の初心者・中級者限定」「若手プレイヤー限定」というサークルを作ろうと思ったきっかけはどこですか? クイズ界は男性が多く、女性はどうしても踏み出しづらい上に、定着しにくいという側面が少なからずある……と前から思っていました。若い女の子たちが集まり、交流し、切磋琢磨してさらに次の世代に繋げていってくれれば、クイズ界の明るい未来をつくる一助になると思い、サークル化させました。 ――企画の分担は、どのようにして決めていますか? 活動のほとんどが基本問題のフリーバッティング(フリバ)です。企画というものはあまりやりませんが、メンバーは酔Qの準部員扱いということになっており、酔Qの企画に自由に参加することができます。 ――「監督やその仲間の指導を受ける」というのは、具体的にどんなことをやっていますか? メンバーが大会や例会に参加する直前に対策会、作問や問い読み、企画づくりの指導、クイズにおけるマナー講座、自習方法の提案などを過去に行ってきました。酔Qをはじめとした私のクイズ仲間のみんなに問い読みやコーチを依頼したりして、日々活動しています。 ――会員みんなが楽しめるよう、何か心がけていることはありますか? まだ手探りで運営している状態なのですが、明るい雰囲気づくりには気を使っています。普段はLINEのグループで連絡を取り合うことが多いのですが、まったくクイズと関係ない話もよくします。さらに言うとCINDERELLAはクイズ以外の遊びをすることもたまにあります。みんなが麻雀を覚えてくれたらうれしいです。 ――運営にあたり、大変なことはありますか? やはり進学校に在籍している子が多く、とにかく塾や勉強で忙しそうです。週末でもなかなか来られない子もいます。でもそれはみんなそうなので、たまにしか来られなくても元気でいてくれれば、それでいいです。参加頻度に関してはあまり気にしなくて大丈夫です。 ――特に「女性の初心者・中級者限定」「若手プレイヤー限定」ということで、気を使っていることはありますか? 全員が、それぞれの方向で少しずつステップアップしていってもらいたいと思っています。強さを求める子もいれば、企画力や問い読み力を求める子もいます。一人一人がどんなクイズプレイヤーになっていきたいのかを意識して指導するようにしています。 ――ありがとうございました!  次回は、実際に『CINDERELLA』に参加している方々に話を伺います! 【文責:神野芳治】クイズに興味を持った方・初心者の方からベテランまで! ”やる”クイズ支援サイト