前々回前回に続いて「クイズコレクション12」特集です。

第1-2回は初心者向け「Sweet」を取り上げましたが、今回は経験者向け「Bitter」を取り上げます。問題・形式ともにSweetとは異なったものを使用しています。
ここでは参加者の山下雄太さんに観戦記を書いていただきました。

そしてはじまるBitter篇。参加者の雰囲気もSweetとは若干異なり……。

クイズコレクション第2部は経験者向けの【bitter】で、最終的には1人の優勝者を決める構成になっている。今回のクイズ形式のテーマは「2018年を振り返る」。2018年に起きた出来事になぞらえた各ラウンドで、結果に応じて得られるポイントを積み上げ、2018ポイント以上になったら決勝相当のラウンドに進出できる…のではないかということがほのめかされる。企画構成やルールは原則として進行に合わせてその場その場で発表されるので、臨機応変な立ち回りが必要になる。

1R「#MeToo」

Round 1 #MeToo。他の人の回答が「自信に基づいているのか」どうか見抜く力が問われる。

早押しクイズ。最初に押した人に対して、すぐには正誤判定しない。他の人はそれが正解だと思ったらボタンを押して「Me, too」と言うことができる。追従者は最大2人で、正解ならば最初に押した人から順に3、2、1点が入る。誤答ならば同じく1、2、3休となる。さらにエンドレスチャンス。7点で勝抜。
追従者は最初に押した人よりはポイントが少なくペナルティが重いため、なるべくなら1人目になりたいが、7点勝抜なので、Metooで稼ぐ点が勝抜の鍵になりやすい。実際に、クイズに答えずMetooだけで勝ち抜けるテクニカルなプレイヤーも現れた。

2R「計画運休」

三択ペーパークイズ。「誤答と誤答に挟まれた連続正解数」を全て掛けたものがポイントになる。例えば「正正誤正正正誤誤正誤」なら2×3×1=6点。25問あるので理論値は恐らく4×4×4×4×5=1280点。
正解すべきところは正解し、時には故意誤答するのが高得点を狙うコツ、と言うのは簡単なのだが、繋げたいところの答えが分からず、区切りたいところに易問が来るという巧妙な問題順になっており厳しい。それでも最高で600点がマークされ、かなり点差のつくラウンドとなった。

3R コース別

「VAR」「筋肉は裏切らない」「カメラを止めるな!」の3つのうちどれか1つを選んで参加する。

3R-A「VAR」

基本は3○1休。しかし各プレイヤーは1回だけVARを要求することができ、VARの結果正解が無効になることがある。無効になる基準は、押しのポイントや所作などファジーで、最終的には司会の主観による。
勝抜阻止に使われるかと思いきや、序盤から続々と発動されていた。とはいえbitterだけあって見事な解答が多く、VARによる正解無効は極めてレアケースだった。

3R-B「筋肉は裏切らない」

バラマキと早押しクイズを同時に行う。バラマキ2問+早押し1問正解で勝抜。最初は全員早押しボタンの前でスタートするが、任意のタイミングでバラマキに切り替えることができる。最初からバラマキにしても良いし、多くの人がバラマキに行っている間に早押しをやるなどの戦略も考えられる。
様子を見る限りそもそもバラマキが結構きつそうだった。バラマキ→早押しで休憩→バラマキ、ができれば楽そうだが、バラマキ待機列がある場合は早押しよりも優先されるので、そうもいかない。皆さん大変そうだった。

3R-C「カメラを止めるな!」

早押しクイズ。筆者はあらすじを知っているのだが、ルールを書くと映画のネタバレになりかねないので割愛する。映画を見ていたら有利だったかもしれない。

4R「君たちはどう生きるか」

6チームに分けての団体戦。序列のある多答問題に対して1人1つ答えを書き、他の人とかぶらず、序列最上位か2番目の答えを書いたチームが勝抜となる形式。チーム内相談可なのでチーム内でかぶることはあり得ない。全2問で、1問につき2チームが勝抜。つまり1問目で6チームから2チーム勝抜、2問目で4チームから2チーム勝抜。
問題自体は簡単なため心理戦だが、バラエティ系イベントではしばしば行われる形式なためクイズコレクションの参加者の多くはこの形式に慣れており、非常に読みづらい状況になった。団体戦なので「他チームの楽な抜けを阻止するための答え」「最後に一人残った時のための保険」など個人戦では書かないような答え方も使えた。

次回も引き続き「Bitter」の模様を、山下さんの文章で振り返ります!

【文責:神野芳治】

https://quiz-schedule.info/quizdo/wp-content/uploads/2019/04/DSC_0128-1024x576.jpghttps://quiz-schedule.info/quizdo/wp-content/uploads/2019/04/DSC_0128-150x150.jpgquizdo“やる”クイズリポートイベントリポート前々回・前回に続いて「クイズコレクション12」特集です。 第1-2回は初心者向け「Sweet」を取り上げましたが、今回は経験者向け「Bitter」を取り上げます。問題・形式ともにSweetとは異なったものを使用しています。 ここでは参加者の山下雄太さんに観戦記を書いていただきました。 そしてはじまるBitter篇。参加者の雰囲気もSweetとは若干異なり……。 クイズコレクション第2部は経験者向けの【bitter】で、最終的には1人の優勝者を決める構成になっている。今回のクイズ形式のテーマは「2018年を振り返る」。2018年に起きた出来事になぞらえた各ラウンドで、結果に応じて得られるポイントを積み上げ、2018ポイント以上になったら決勝相当のラウンドに進出できる…のではないかということがほのめかされる。企画構成やルールは原則として進行に合わせてその場その場で発表されるので、臨機応変な立ち回りが必要になる。 1R「#MeToo」 Round 1 #MeToo。他の人の回答が「自信に基づいているのか」どうか見抜く力が問われる。 早押しクイズ。最初に押した人に対して、すぐには正誤判定しない。他の人はそれが正解だと思ったらボタンを押して「Me, too」と言うことができる。追従者は最大2人で、正解ならば最初に押した人から順に3、2、1点が入る。誤答ならば同じく1、2、3休となる。さらにエンドレスチャンス。7点で勝抜。 追従者は最初に押した人よりはポイントが少なくペナルティが重いため、なるべくなら1人目になりたいが、7点勝抜なので、Metooで稼ぐ点が勝抜の鍵になりやすい。実際に、クイズに答えずMetooだけで勝ち抜けるテクニカルなプレイヤーも現れた。 2R「計画運休」 三択ペーパークイズ。「誤答と誤答に挟まれた連続正解数」を全て掛けたものがポイントになる。例えば「正正誤正正正誤誤正誤」なら2×3×1=6点。25問あるので理論値は恐らく4×4×4×4×5=1280点。 正解すべきところは正解し、時には故意誤答するのが高得点を狙うコツ、と言うのは簡単なのだが、繋げたいところの答えが分からず、区切りたいところに易問が来るという巧妙な問題順になっており厳しい。それでも最高で600点がマークされ、かなり点差のつくラウンドとなった。 3R コース別 「VAR」「筋肉は裏切らない」「カメラを止めるな!」の3つのうちどれか1つを選んで参加する。 3R-A「VAR」 基本は3○1休。しかし各プレイヤーは1回だけVARを要求することができ、VARの結果正解が無効になることがある。無効になる基準は、押しのポイントや所作などファジーで、最終的には司会の主観による。 勝抜阻止に使われるかと思いきや、序盤から続々と発動されていた。とはいえbitterだけあって見事な解答が多く、VARによる正解無効は極めてレアケースだった。 3R-B「筋肉は裏切らない」 バラマキと早押しクイズを同時に行う。バラマキ2問+早押し1問正解で勝抜。最初は全員早押しボタンの前でスタートするが、任意のタイミングでバラマキに切り替えることができる。最初からバラマキにしても良いし、多くの人がバラマキに行っている間に早押しをやるなどの戦略も考えられる。 様子を見る限りそもそもバラマキが結構きつそうだった。バラマキ→早押しで休憩→バラマキ、ができれば楽そうだが、バラマキ待機列がある場合は早押しよりも優先されるので、そうもいかない。皆さん大変そうだった。 3R-C「カメラを止めるな!」 早押しクイズ。筆者はあらすじを知っているのだが、ルールを書くと映画のネタバレになりかねないので割愛する。映画を見ていたら有利だったかもしれない。 4R「君たちはどう生きるか」 6チームに分けての団体戦。序列のある多答問題に対して1人1つ答えを書き、他の人とかぶらず、序列最上位か2番目の答えを書いたチームが勝抜となる形式。チーム内相談可なのでチーム内でかぶることはあり得ない。全2問で、1問につき2チームが勝抜。つまり1問目で6チームから2チーム勝抜、2問目で4チームから2チーム勝抜。 問題自体は簡単なため心理戦だが、バラエティ系イベントではしばしば行われる形式なためクイズコレクションの参加者の多くはこの形式に慣れており、非常に読みづらい状況になった。団体戦なので「他チームの楽な抜けを阻止するための答え」「最後に一人残った時のための保険」など個人戦では書かないような答え方も使えた。 次回も引き続き「Bitter」の模様を、山下さんの文章で振り返ります! 【文責:神野芳治】クイズに興味を持った方・初心者の方からベテランまで! ”やる”クイズ支援サイト