自分のレベルでみんながたくさんクイズ杯3」の模様を、写真を中心に第1回第2回で振り返ってきました。
第3回となる今回は、優勝者のなりたかさん(「高齢者向けクイズ」の記事で以前当サイトで取り上げた前田就喬さんです)にお話を伺いました!

ダブルリーチをかけたなりたかさんの一閃!

この大会はタイトル通り、みんながみんなのレベルで楽しめる事が最大の良さであります。
これは言い換えると、各自がより自由なスタンスで参加できる、とも言えるでしょう。
私は今回「どこまで問題に反応ができるかを試す」そして「貪欲に勝ちを狙いにいく」という心持ちで参加しました。

1回目は途中から「Don’t think, feel.」な思考。考えてから押すのはなく、「あ、これ、分かる」と思ったところで押すスタイルが上手くいき、1抜けすることができました。
「友人のマックス・ボルン/」で「アインシュタイン」を出せたのは、良い押しだったと思います。

2回目は勝ち抜けた順番で組分けがされます。つまり「1回目の1抜け」同士の組(A決勝と呼びます)で勝てば、優勝となるわけです。
とはいえ、先程のような押しもでき、1抜けもできたので、心持ちは軽く、「何個か正解できればいいな」くらいの感じで壇上に上がりました。

それでも得意な社会ジャンルを多数取ることができ、リーチまで行ってしまいました。
こうすると欲が出てきます。勝ちたい、優勝したい。しかし無欲がこれまでの原動力だったのに、そんな思考では上手くいきません。
しかも、ここから問題レベルが変わった(私にはそう思えました)のか、なかなか分かる問題が来ません。
分かる問題が来てもことごとく押し負け。重圧で指の感覚が定まっていないような感じでは当然ですが…。
数十分にも感じたリーチ間際の攻防。とにかく我慢を重ねた末、やっとボタンが点いた時には思わず答えが叫びとなって出てしまいました。

優勝し古川さんと手をとりあうなりたかさん。

後になって思うのは、勝った嬉しさもそうですが、「企画を思う存分堪能できた」という満足感が大きかったような気がします。
そういう意味では、最初に申し上げたように「各自が自由なスタンス」でその「満足度」を設定することができたわけで、
私だけではなく、みんながみんな(全員ではないにせよ)、自分のスタイルでクイズを楽しむ事ができる素晴らしい企画であったと改めて感じます。
最後に、このようなイベントを毎月のように開いてくださっている古川さんに感謝を申し上げます。

インタビューで喜びを爆発させるなりたかさん。

取材にご協力いただいた古川洋平さん、なりたかさん、ありがとうございました!

【文責:神野芳治】

https://quiz-schedule.info/quizdo/wp-content/uploads/2019/03/DSC_02202-1024x576.jpghttps://quiz-schedule.info/quizdo/wp-content/uploads/2019/03/DSC_02202-150x150.jpgquizdo“やる”クイズリポートイベントリポート「自分のレベルでみんながたくさんクイズ杯3」の模様を、写真を中心に第1回・第2回で振り返ってきました。 第3回となる今回は、優勝者のなりたかさん(「高齢者向けクイズ」の記事で以前当サイトで取り上げた前田就喬さんです)にお話を伺いました! この大会はタイトル通り、みんながみんなのレベルで楽しめる事が最大の良さであります。 これは言い換えると、各自がより自由なスタンスで参加できる、とも言えるでしょう。 私は今回「どこまで問題に反応ができるかを試す」そして「貪欲に勝ちを狙いにいく」という心持ちで参加しました。 1回目は途中から「Don't think, feel.」な思考。考えてから押すのはなく、「あ、これ、分かる」と思ったところで押すスタイルが上手くいき、1抜けすることができました。 「友人のマックス・ボルン/」で「アインシュタイン」を出せたのは、良い押しだったと思います。 2回目は勝ち抜けた順番で組分けがされます。つまり「1回目の1抜け」同士の組(A決勝と呼びます)で勝てば、優勝となるわけです。 とはいえ、先程のような押しもでき、1抜けもできたので、心持ちは軽く、「何個か正解できればいいな」くらいの感じで壇上に上がりました。 それでも得意な社会ジャンルを多数取ることができ、リーチまで行ってしまいました。 こうすると欲が出てきます。勝ちたい、優勝したい。しかし無欲がこれまでの原動力だったのに、そんな思考では上手くいきません。 しかも、ここから問題レベルが変わった(私にはそう思えました)のか、なかなか分かる問題が来ません。 分かる問題が来てもことごとく押し負け。重圧で指の感覚が定まっていないような感じでは当然ですが…。 数十分にも感じたリーチ間際の攻防。とにかく我慢を重ねた末、やっとボタンが点いた時には思わず答えが叫びとなって出てしまいました。 後になって思うのは、勝った嬉しさもそうですが、「企画を思う存分堪能できた」という満足感が大きかったような気がします。 そういう意味では、最初に申し上げたように「各自が自由なスタンス」でその「満足度」を設定することができたわけで、 私だけではなく、みんながみんな(全員ではないにせよ)、自分のスタイルでクイズを楽しむ事ができる素晴らしい企画であったと改めて感じます。 最後に、このようなイベントを毎月のように開いてくださっている古川さんに感謝を申し上げます。 取材にご協力いただいた古川洋平さん、なりたかさん、ありがとうございました! 【文責:神野芳治】クイズに興味を持った方・初心者の方からベテランまで! ”やる”クイズ支援サイト