年をまたいでしまいましたが、「地域のクイズサークル」特集、第2回です。
今回と次回は、和歌山「よんななの会」を取り上げます。てれすなさん(きっかけのところはNayutaさん・蒼璃さんも)にお話を伺いました。

――まず、取材に応じて頂ける方ご自身についてお伺いします。もともとクイズに興味を持ったきっかけってどんなところだったんですか?

【てれすな】両親がクイズ番組を良く視聴していたことです。物心がつく前から『アップダウンクイズ』『クイズタイムショック』『世界一周双六ゲーム』『ウルトラクイズ』などを一緒に見たり、6歳の誕生日に「クイズの王様」というボードゲームを買ってもらうなどをする子供でした。

【Nayuta】物心がついた頃から好奇心が旺盛だったためか、自分の知識幅を試せる、かつ、知識量を増やす場として「クイズ」という媒体は最適なものだったというのが大きいんじゃないかと思います。その「興味」から、『実際に「競技クイズ」をやってみたい』に変わったのは、大学の時に入っていたサークルの後輩(水戸一高出身、高校生クイズ全国で準決勝まで勝ち残った)が合宿のレクリエーションとしてやってくれたクイズ企画の影響によるものだと思います。

【蒼璃】日テレの『高校生クイズ』に出場したいと思い、高校のクイズ研究会に入部したのがきっかけです。その後部長も務めました。

「よんななの会」例会の様子。

――設立のきっかけは、どんな経緯でしたか?

【以下、てれすな】
てれすなが2017年春に地元の和歌山に仕事で戻ることになったのですが、その前年にクイズサークルに参加し、ぜひ和歌山でもクイズ活動を続けたいと思うようになりました。
17年8月に智辯学園和歌山高校のクイズ研究会に連絡をとったところ、そこのOBの蒼璃さん、その知り合いで同校出身のnayutaさん、当時高校3年生だったしおつー君と実際にお会いすることができたのがきっかけです。彼女たちも社会人サークルを作りたかったようで、翌月からサークルを発足する方針が直ちに決まりました。

――会員はどのようにして集めましたか?

第1回例会は僕たち智辯和歌山OBの3名と、同クイズ研究会5名で始めました。
てれすながtwitterで積極的に内容を発信していたのですが、クイズKangarooのJinnさんやNextStep関西のtottoさん(てれすなと高校の同級生)・ラスカルさんたちがそれを見て気にかけてくれたこともあり、人脈が広がっていった形です。おかげで、オープンに参加者を募った17年12月の段階で、大阪や滋賀などから多くの方に来て頂けました。

一方で和歌山からの参加者が少なく、地元の掲示板に掲載してもらうようにしています。
マジックアカデミーをメインにクイズをされている方、地元のボードゲーム愛好者の方、和歌山出身で今はTQCに在籍されている方などに突然ダイレクトメールを送るなどして声をかけたり(その後皆さん例会に参加して頂いています)、ラジオに投稿して気づいてもらうことでラジオの取材や新聞の取材を受けるなど、積極的に物事が動くよう働きかけるようにはしておりました。

――早押し機は、どのようにして取得しましたか?

全て自作です。
学生の時から半田付けは得意で、早押し機の基板セットは昔からよく作っておりました。
さらに、知り合いの物理の先生に「リレー回路」を教えてもらったことから、100V電球を使用した早押し機を作り、高校の文化祭で遊ぶなどしていたので、今もその延長で作っているようなものです。

自作の早押し機。

次回はさらに掘り下げてお伺いします!

【文責:神野芳治】

https://quiz-schedule.info/quizdo/wp-content/uploads/2019/01/990d05e562582490a2ff3daeeeb11595-1024x717.jpghttps://quiz-schedule.info/quizdo/wp-content/uploads/2019/01/990d05e562582490a2ff3daeeeb11595-150x150.jpgquizdo“やる”クイズリポートサークルリポート・一般年をまたいでしまいましたが、「地域のクイズサークル」特集、第2回です。 今回と次回は、和歌山「よんななの会」を取り上げます。てれすなさん(きっかけのところはNayutaさん・蒼璃さんも)にお話を伺いました。 ――まず、取材に応じて頂ける方ご自身についてお伺いします。もともとクイズに興味を持ったきっかけってどんなところだったんですか? 【てれすな】両親がクイズ番組を良く視聴していたことです。物心がつく前から『アップダウンクイズ』『クイズタイムショック』『世界一周双六ゲーム』『ウルトラクイズ』などを一緒に見たり、6歳の誕生日に「クイズの王様」というボードゲームを買ってもらうなどをする子供でした。 【Nayuta】物心がついた頃から好奇心が旺盛だったためか、自分の知識幅を試せる、かつ、知識量を増やす場として「クイズ」という媒体は最適なものだったというのが大きいんじゃないかと思います。その「興味」から、『実際に「競技クイズ」をやってみたい』に変わったのは、大学の時に入っていたサークルの後輩(水戸一高出身、高校生クイズ全国で準決勝まで勝ち残った)が合宿のレクリエーションとしてやってくれたクイズ企画の影響によるものだと思います。 【蒼璃】日テレの『高校生クイズ』に出場したいと思い、高校のクイズ研究会に入部したのがきっかけです。その後部長も務めました。 ――設立のきっかけは、どんな経緯でしたか? 【以下、てれすな】 てれすなが2017年春に地元の和歌山に仕事で戻ることになったのですが、その前年にクイズサークルに参加し、ぜひ和歌山でもクイズ活動を続けたいと思うようになりました。 17年8月に智辯学園和歌山高校のクイズ研究会に連絡をとったところ、そこのOBの蒼璃さん、その知り合いで同校出身のnayutaさん、当時高校3年生だったしおつー君と実際にお会いすることができたのがきっかけです。彼女たちも社会人サークルを作りたかったようで、翌月からサークルを発足する方針が直ちに決まりました。 ――会員はどのようにして集めましたか? 第1回例会は僕たち智辯和歌山OBの3名と、同クイズ研究会5名で始めました。 てれすながtwitterで積極的に内容を発信していたのですが、クイズKangarooのJinnさんやNextStep関西のtottoさん(てれすなと高校の同級生)・ラスカルさんたちがそれを見て気にかけてくれたこともあり、人脈が広がっていった形です。おかげで、オープンに参加者を募った17年12月の段階で、大阪や滋賀などから多くの方に来て頂けました。 一方で和歌山からの参加者が少なく、地元の掲示板に掲載してもらうようにしています。 マジックアカデミーをメインにクイズをされている方、地元のボードゲーム愛好者の方、和歌山出身で今はTQCに在籍されている方などに突然ダイレクトメールを送るなどして声をかけたり(その後皆さん例会に参加して頂いています)、ラジオに投稿して気づいてもらうことでラジオの取材や新聞の取材を受けるなど、積極的に物事が動くよう働きかけるようにはしておりました。 ――早押し機は、どのようにして取得しましたか? 全て自作です。 学生の時から半田付けは得意で、早押し機の基板セットは昔からよく作っておりました。 さらに、知り合いの物理の先生に「リレー回路」を教えてもらったことから、100V電球を使用した早押し機を作り、高校の文化祭で遊ぶなどしていたので、今もその延長で作っているようなものです。 次回はさらに掘り下げてお伺いします! 【文責:神野芳治】クイズに興味を持った方・初心者の方からベテランまで! ”やる”クイズ支援サイト