全国の『AQL』は、各地域3団体以上のクイズサークルを代表する形で選ばれた「地域代表者」を中心に運用されています。
「地域代表者」に名を連ねる面々は、『abc』『新人王・早押王』『mono-series』など全国規模で参加者を集めるクイズ大会のメインスタッフ経験者や、地元密着のクイズイベントの主催者など、クイズ普及に向けて積極的な活動をしてきた、いわば「クイズの担い手の大ベテラン」ともいえる方ばかりです。

……しかし、その「地域代表者」に、唯一の高校生ルーキーとして名前を連ねているのが、東北リーグ代表でもある仙台第一高校2年生の佐々木洸輔君です。
プレ大会とはいえ、全国規模の大会の責任者を高校生が務めるのは異例中の異例。
今回は、東北リーグ(2018年1月28日(日)に仙台第一高校で開催)創設に向け大きな挑戦に挑む佐々木君に、インタビューを実施しました。

――佐々木君、こんにちは。まずは『AQL』などの話に移る前に、佐々木君がクイズを始めたきっかけを教えてください。

中学生のころ、たまたま壱高祭(仙台一高で8月終わりから9月初めの3日間にかけて行われる文化祭)に行って、そこでクイズ研究部のブースに行ったのがきっかけです。最初は答えられない問題しかありませんでしたが、その時は楽しかったということを今でも覚えています。
高校も、クイズをやるために仙台一高に入ったといえます。

――なるほど。文化祭をきっかけにクイズを始めた人がいるというのは、今回企画した仙台一高の皆さんはもちろん、全国の文化祭でクイズをやっている皆さんも嬉しいでしょうね!

佐々木君が所属する仙台一高の部室。


さて、本題の前にもうひとつ伺っておきたいと思います。佐々木君は、東北の高校生のクイズ連合である『みちのくクイズ連合(MQL)』の会長も務めていらっしゃいます。東北における高校生のクイズの状況などを教えてください。

「みちのくクイズ連合(MQL)」という組織ができたのがちょうど1年前ですからね……。それまで東北各地の高校のクイ研というものが一堂に会する機会なんて、『高校生クイズ』の時にあるかないかでした……。というのも、東北地方は「広い」「雪が積もりやすい」「そもそもクイ研が少ない」という三拍子なのです。
だから関東のようにずっと昔からクイズの連合があるというわけではないのです。自分がここまで来られたのも正直「運が良すぎた」といえます。しかし、その中でも東北クイズ業界はまだまだ成長できる、MQLはさらに活気あふれたものになると僕は思っています。

――MQLの立ち上げの方も苦労をされているようですね。佐々木君はそちらでも精力的に活動なさっているということで、熱意が伝わってきます。さて、それでは本題に入ります。佐々木君は唯一の高校生として、『AQL』東北リーグの立ち上げに立候補されました。どういう経緯で立候補されたのでしょうか?

「僕が今までやったことのなかった『チーム戦でのクイズ』をやりたかった」というのと、各地の大人たちが『AQL』地方リーグの立ち上げをしていく中で、東北リーグはできないのではないかと思ったのがきっかけです。「もう自分で立ち上げてしまおう」と思って立候補しました。

――なるほど、それで立候補されたということですね。そんな中で、リーグ立ち上げには、社会人の方々の協力も不可欠だったのではないかと思います。そのあたりはいかがでしょうか?

もちろんです。社会人の方々にはリーグ立ち上げについて協力していただいて、本当に感謝しています。特に、安全責任者を引き受けていただいた松田智潮さん、本当にありがとうございます。この場を借りてになりますが、松田さんをはじめとする、お手伝いいただく東北並びに全国の皆さま、準備・当日と、よろしくお願いします。

――ご丁寧にありがとうございます。佐々木君の情熱に、社会人の方々も協力して下さるのだと思います。さて最後になりますが、『AQL』東北開催に向けて意気込みをお願いします!

盛り上がれるような、もっとクイズを好きになれるような大会にしていきます!まだまだ枠はあります。東北の高校生クイザー(=クイズプレーヤー)はもちろん、クイズをやってみたいけれどもひとりでは緊張するという高校生も歓迎です。さらには、東北の高校生クイザーと指を交えつつ一緒に盛り上げたいという大人の方々も歓迎です(その場合はオープン参加となります)。ぜひ、『AQL』東北に参加してほしいです!

――ありがとうございました。次は開催後、「大会レポート」という形で東北リーグの様子を聞かせて下さい!

いい結果を残せるよう、頑張ります!!

高校生を中心とする開催は大きな困難を伴うと思いますが、佐々木君をはじめとした東北のクイズを盛り上げたいという情熱が乗り越えてくれると思います!
2018年1月28日(日)に仙台第一高校で開催される『AQL』東北リーグ、皆さまの応援をよろしくお願いいたします!
詳細情報はこちら、エントリーは12月中旬まで受け付けています(人数が5人そろわなくとも、まずはエントリーを!)……とのことです。

【文責:神野芳治、取材協力:AQLスタッフ】

https://quiz-schedule.info/quizdo/wp-content/uploads/2017/12/Image_c4f9784-1024x768.jpghttps://quiz-schedule.info/quizdo/wp-content/uploads/2017/12/Image_c4f9784-150x150.jpgquizdo“やる”クイズリポートイベントリポート全国の『AQL』は、各地域3団体以上のクイズサークルを代表する形で選ばれた「地域代表者」を中心に運用されています。 「地域代表者」に名を連ねる面々は、『abc』『新人王・早押王』『mono-series』など全国規模で参加者を集めるクイズ大会のメインスタッフ経験者や、地元密着のクイズイベントの主催者など、クイズ普及に向けて積極的な活動をしてきた、いわば「クイズの担い手の大ベテラン」ともいえる方ばかりです。 ……しかし、その「地域代表者」に、唯一の高校生ルーキーとして名前を連ねているのが、東北リーグ代表でもある仙台第一高校2年生の佐々木洸輔君です。 プレ大会とはいえ、全国規模の大会の責任者を高校生が務めるのは異例中の異例。 今回は、東北リーグ(2018年1月28日(日)に仙台第一高校で開催)創設に向け大きな挑戦に挑む佐々木君に、インタビューを実施しました。 ――佐々木君、こんにちは。まずは『AQL』などの話に移る前に、佐々木君がクイズを始めたきっかけを教えてください。 中学生のころ、たまたま壱高祭(仙台一高で8月終わりから9月初めの3日間にかけて行われる文化祭)に行って、そこでクイズ研究部のブースに行ったのがきっかけです。最初は答えられない問題しかありませんでしたが、その時は楽しかったということを今でも覚えています。 高校も、クイズをやるために仙台一高に入ったといえます。 ――なるほど。文化祭をきっかけにクイズを始めた人がいるというのは、今回企画した仙台一高の皆さんはもちろん、全国の文化祭でクイズをやっている皆さんも嬉しいでしょうね! さて、本題の前にもうひとつ伺っておきたいと思います。佐々木君は、東北の高校生のクイズ連合である『みちのくクイズ連合(MQL)』の会長も務めていらっしゃいます。東北における高校生のクイズの状況などを教えてください。 「みちのくクイズ連合(MQL)」という組織ができたのがちょうど1年前ですからね……。それまで東北各地の高校のクイ研というものが一堂に会する機会なんて、『高校生クイズ』の時にあるかないかでした……。というのも、東北地方は「広い」「雪が積もりやすい」「そもそもクイ研が少ない」という三拍子なのです。 だから関東のようにずっと昔からクイズの連合があるというわけではないのです。自分がここまで来られたのも正直「運が良すぎた」といえます。しかし、その中でも東北クイズ業界はまだまだ成長できる、MQLはさらに活気あふれたものになると僕は思っています。 ――MQLの立ち上げの方も苦労をされているようですね。佐々木君はそちらでも精力的に活動なさっているということで、熱意が伝わってきます。さて、それでは本題に入ります。佐々木君は唯一の高校生として、『AQL』東北リーグの立ち上げに立候補されました。どういう経緯で立候補されたのでしょうか? 「僕が今までやったことのなかった『チーム戦でのクイズ』をやりたかった」というのと、各地の大人たちが『AQL』地方リーグの立ち上げをしていく中で、東北リーグはできないのではないかと思ったのがきっかけです。「もう自分で立ち上げてしまおう」と思って立候補しました。 ――なるほど、それで立候補されたということですね。そんな中で、リーグ立ち上げには、社会人の方々の協力も不可欠だったのではないかと思います。そのあたりはいかがでしょうか? もちろんです。社会人の方々にはリーグ立ち上げについて協力していただいて、本当に感謝しています。特に、安全責任者を引き受けていただいた松田智潮さん、本当にありがとうございます。この場を借りてになりますが、松田さんをはじめとする、お手伝いいただく東北並びに全国の皆さま、準備・当日と、よろしくお願いします。 ――ご丁寧にありがとうございます。佐々木君の情熱に、社会人の方々も協力して下さるのだと思います。さて最後になりますが、『AQL』東北開催に向けて意気込みをお願いします! 盛り上がれるような、もっとクイズを好きになれるような大会にしていきます!まだまだ枠はあります。東北の高校生クイザー(=クイズプレーヤー)はもちろん、クイズをやってみたいけれどもひとりでは緊張するという高校生も歓迎です。さらには、東北の高校生クイザーと指を交えつつ一緒に盛り上げたいという大人の方々も歓迎です(その場合はオープン参加となります)。ぜひ、『AQL』東北に参加してほしいです! ――ありがとうございました。次は開催後、「大会レポート」という形で東北リーグの様子を聞かせて下さい! いい結果を残せるよう、頑張ります!! 高校生を中心とする開催は大きな困難を伴うと思いますが、佐々木君をはじめとした東北のクイズを盛り上げたいという情熱が乗り越えてくれると思います! 2018年1月28日(日)に仙台第一高校で開催される『AQL』東北リーグ、皆さまの応援をよろしくお願いいたします! 詳細情報はこちら、エントリーは12月中旬まで受け付けています(人数が5人そろわなくとも、まずはエントリーを!)……とのことです。 【文責:神野芳治、取材協力:AQLスタッフ】クイズに興味を持った方・初心者の方からベテランまで! ”やる”クイズ支援サイト