前回に引き続き、『ヒミツキチラボ』で行われた2Daysイベント、『はじめてのクイズ』『卒業ナイト』について取り上げます。

今回、『はじめてのクイズ11』の参加者で、「初めて早押し機に触った」という方に話を聞くことができた。

ハンドルネームでいいのでお名前を教えていただけますか?

みおです。

今回のイベントはどちらで知りましたか?

友だちの紹介です。

今回初めてボタンを押したということでしたが、体験されてみていかがでしたか?

すごい楽しかったです。

またやってみたいですか?

やりたいです。悔しかったんで。

大会中は正解が出せていたようですので、次は勝ち抜けが目標でしょうか?

はい、そうですね。勝ち抜けしてみたいです。

今日はありがとうございました。
(編注:紹介した友だちの方はイベントの見学席でみおさんのクイズを見守っておられました。みおさんの正解した時の喜んでいる姿は記者も印象に残っています)

会場のヒミツキチラボでは休日に『リアル脱出ゲーム』の公演が行われるため、古川氏が主催する普段のラボクイズイベントは平日の夜に開催されるが、普段のイベントとは別に年2回、休日にヒミツキチラボと違う会場を借り、1日がかりでチャンピオンを決める大型クイズイベントが行われる。
普段ラボでクイズをしている人だけでなく、普段は別の場所でクイズをしている人や、他の地域からこのイベントのために遠征する人たちなど、およそ100人近くが集まる。

通常イベントと同じように複数回の参加の機会が保証されているが、勝ち進んだ人は『はじめてのクイズ』ではできないような形式のクイズに挑戦できる「やるクイズ」と、やるクイズで勝ち抜けられなくとも目の前で展開される真剣勝負を観戦し楽しむ「観るクイズ」の両方が楽しめる。
参加者にとって、自分のクイズの実力をみる“腕試しの場”であると同時に、普段の古川氏のイベントに来るのが難しい人とともに、ボタンを押すことができる“交流の場”として、このクイズイベントは恒例行事になっている。

さまざまな形式が用意される「ヒミツキチラボ」のクイズイベント。

ヒミツキチラボでクイズをしている人には、

・過去に別の場所でクイズの経験があったが、ブランクの後にラボでクイズに復帰した人
・別の場所でクイズを始め、まだクイズの力量が少ない時期にラボクイズに出会い合流するようになった人
・「謎解き」など別のコンテンツでもともとヒミツキチラボによく足を運んでいて、クイズもやるようになった人
・古川氏のことをメディアで知り、そこから古川氏のイベント活動を知って参加するようになった人

……などなど、多彩なきっかけで集うようになり、社会人になってから初めて早押しボタンに触ったという人も多くいる。

はじめは参加者として“受け取る”だけだった人の中から、クイズのノウハウをつかんで経験を積み、他のコンテンツのノウハウも活用しつつ“発信する”側に回る人が現れるようになり、有志が問題を持ち寄って早押しクイズの練習会を開いたり、個人企画を開催して、その企画に古川氏が「ひとりの解答者」として参加する……といった、クイズサークルの性格を帯びた活動を自発的に行うようになり、クイズがきっかけになったコミュニティが形成されていった。

そしてこの流れから派生した周辺活動も生まれ、商業イベントの色があるラボクイズがスタートして4年弱が経過し、「趣味のひとつとしてクイズを楽しむスタイル」が、古川氏本人やスタッフとしてクイズイベントにかかわる人たち、いわゆる『古川一門』の門前で、成熟を続けている。

次回からは実際にラボクイズに参加している方々に、各種エピソードや活動内容を伺っていきます。

【文責・戸屋利章】

https://quiz-schedule.info/quizdo/wp-content/uploads/2017/10/DSC_0088-1024x576.jpghttps://quiz-schedule.info/quizdo/wp-content/uploads/2017/10/DSC_0088-150x150.jpgquizdo“やる”クイズリポートイベントリポート前回に引き続き、『ヒミツキチラボ』で行われた2Daysイベント、『はじめてのクイズ』『卒業ナイト』について取り上げます。 今回、『はじめてのクイズ11』の参加者で、「初めて早押し機に触った」という方に話を聞くことができた。 ━ハンドルネームでいいのでお名前を教えていただけますか? みおです。 ━今回のイベントはどちらで知りましたか? 友だちの紹介です。 ━今回初めてボタンを押したということでしたが、体験されてみていかがでしたか? すごい楽しかったです。 ━またやってみたいですか? やりたいです。悔しかったんで。 ━大会中は正解が出せていたようですので、次は勝ち抜けが目標でしょうか? はい、そうですね。勝ち抜けしてみたいです。 ━今日はありがとうございました。 (編注:紹介した友だちの方はイベントの見学席でみおさんのクイズを見守っておられました。みおさんの正解した時の喜んでいる姿は記者も印象に残っています) 会場のヒミツキチラボでは休日に『リアル脱出ゲーム』の公演が行われるため、古川氏が主催する普段のラボクイズイベントは平日の夜に開催されるが、普段のイベントとは別に年2回、休日にヒミツキチラボと違う会場を借り、1日がかりでチャンピオンを決める大型クイズイベントが行われる。 普段ラボでクイズをしている人だけでなく、普段は別の場所でクイズをしている人や、他の地域からこのイベントのために遠征する人たちなど、およそ100人近くが集まる。 通常イベントと同じように複数回の参加の機会が保証されているが、勝ち進んだ人は『はじめてのクイズ』ではできないような形式のクイズに挑戦できる「やるクイズ」と、やるクイズで勝ち抜けられなくとも目の前で展開される真剣勝負を観戦し楽しむ「観るクイズ」の両方が楽しめる。 参加者にとって、自分のクイズの実力をみる“腕試しの場”であると同時に、普段の古川氏のイベントに来るのが難しい人とともに、ボタンを押すことができる“交流の場”として、このクイズイベントは恒例行事になっている。 ヒミツキチラボでクイズをしている人には、 ・過去に別の場所でクイズの経験があったが、ブランクの後にラボでクイズに復帰した人 ・別の場所でクイズを始め、まだクイズの力量が少ない時期にラボクイズに出会い合流するようになった人 ・「謎解き」など別のコンテンツでもともとヒミツキチラボによく足を運んでいて、クイズもやるようになった人 ・古川氏のことをメディアで知り、そこから古川氏のイベント活動を知って参加するようになった人 ……などなど、多彩なきっかけで集うようになり、社会人になってから初めて早押しボタンに触ったという人も多くいる。 はじめは参加者として“受け取る”だけだった人の中から、クイズのノウハウをつかんで経験を積み、他のコンテンツのノウハウも活用しつつ“発信する”側に回る人が現れるようになり、有志が問題を持ち寄って早押しクイズの練習会を開いたり、個人企画を開催して、その企画に古川氏が「ひとりの解答者」として参加する……といった、クイズサークルの性格を帯びた活動を自発的に行うようになり、クイズがきっかけになったコミュニティが形成されていった。 そしてこの流れから派生した周辺活動も生まれ、商業イベントの色があるラボクイズがスタートして4年弱が経過し、「趣味のひとつとしてクイズを楽しむスタイル」が、古川氏本人やスタッフとしてクイズイベントにかかわる人たち、いわゆる『古川一門』の門前で、成熟を続けている。 次回からは実際にラボクイズに参加している方々に、各種エピソードや活動内容を伺っていきます。 【文責・戸屋利章】クイズに興味を持った方・初心者の方からベテランまで! ”やる”クイズ支援サイト