前回に引き続き、6月10日に開催された「神奈川高校生ニューヒーロー決定戦」の参加者へのインタビューです。
続いてあと1問のところで惜しくも準優勝の中川健留さん(横浜翠嵐高1)。
――クイズを始めた(クイズ研に入った)きっかけを教えてください。
小学生のころからクイズ番組が好きでクイズに興味を持っていましたが、やる機会がなく、興味はそのまま放置していました。しかし、中学生のころ通っていた塾でクイズ大会があり、その際初めて早押しクイズをやり、興味が一層強まりました。その後翠嵐高校の文化祭のクイズ研究部のブースで再び早押しクイズをやり、高校生になったらクイズ研究部に入りたいな、と思うようになりました。
――神奈川ニューヒーローのような大会は、初めての参加でしょうか?
NH決定戦の前にも他の高校の主催する大会に2、3回ほど出場していました。ただ神奈川県内のくくりの大会に出場したのは初めてでした。
――クイズ研に入ってみての感想(思ったより~だった、など)がありましたら教えてください。
先輩方はみなさんフレンドリーに接してくださり、とても居心地のよい部です。同級生のみんなとも仲良くクイズをできています。改めてクイズ研究部に入って良かったと思います。
――神奈川NH戦で一番印象に残っているシーンがありましたら教えてください。
僕は準決勝でサドンデスまで追い込まれました。そこをなんとか乗り越えられた時が今大会の中でもっとも嬉かった瞬間でした。逆にもっとも悔しかった瞬間は優勝出来なかった瞬間です。あと一問答えられれば、というところだったので余計に悔しかったです。ただ、まだリベンジの機会はあると思うので、これからもっと強くなり、いつか大会で優勝したいです。
「塾のクイズ大会で早押し」というのが大変気になるところです。
文化祭でクイズ大会をやるのは定番ではありますが、一方で参加費をとるわけでもなく、なかなかプラスを感じにくいことでもあります(神野が現役の頃はそうでした)。
しかし、確かに中川さんのように「受験を控えた中学生」も来ることを考えると、クイズ研究会にとって「ちょっと早めの新歓活動」、のような効果もあるかもしれません。
続いて新興校から参加された方にも話を伺いました。
まずは矢沢駿太朗さん(湘南高2)。
――クイズを始めたきっかけを教えてください。
もともと私がクイズが好きで、それを学校で言ったら仲間がついてきた、という感じです。
他の人も、個の趣味としてやっていたそうですが、会として始めたらみんな熱くなりました。
――神奈川ニューヒーローのような大会は、初めての参加でしょうか?
Quick(神奈川高校クイズ連合)例会には何度か出させてもらったことはありますが、NHは初めてです。非常に難しかったです。。。
――現状、湘南高校でクイズ研を作ろう、という動きはあるのでしょうか?
はい。今は、「同好会」ですが、後輩たちは、「部」にしたいと言っています。
――神奈川NHに参加してみて、印象的だったシーンがありましたら教えてください。
決勝ステージです。数々の強豪の中、唯一2年で出場した、翠嵐の塚本さん。彼の知識量、そして大胆な押しに感動しました。私も彼のように強くなりたいです。
進学校として知られ、これまで何人かクイズプレーヤーも輩出しながらも、なかなかクイズ研が設立されたなかった湘南高校。
まずは同好会としてクイズ研が立ち上がったようです。強豪揃いの神奈川高校クイズ界の今後の台風の目となるか。
続いて仲氏太一さん(光陵高2)。
――クイズを始めたきっかけを教えてください。
昔から読書が好きで本からいろいろなことを知ることも好きだったので、クイズも向いていると思ったからです。
――神奈川ニューヒーローのような大会は、初めての参加でしょうか?
半年ほど前からですが、横浜翠嵐高校さん、横須賀高校さん、開成高校さんで開催された例会、大会にお邪魔させていただいております。
――今回の大会、およびこれまでの大会にでてのご感想を聞かせてください。
クイズ研究会に入って驚いたのは、どんな難しい言葉でも皆さん当然のように知っていることです。
自分もまだまだ精進していきたいと思います。
――神奈川NHに参加してみて、印象的だったシーンがありましたら教えてください。
ワンシーンではないのですが、皆さん殆ど問題文を最後まで聞かなかったり問題をスルーすることが少ないことです。
こうした探究心やチャレンジ精神は自分も見習っていきたいと思います。
KQA(関東クイズ連合)やQuick(神奈川高校クイズ連合)の例会には、強豪校・強豪プレーヤーだけではなく、新設校・クイズをはじめて間もないプレーヤー・さらにはクイズ研のない学校のプレーヤーも参加されています(今回はお話をお伺いできませんでしたが……)。
「自分はまだこういう大会は早いのではないか……」という方もいらっしゃるかもしれませんが、輪が広がる一つのきっかけにもなりますので、積極的にチャレンジしていただけるとスタッフとしても嬉しいです!
【神奈川高校生ニューヒーロー決定戦】
(1) 「『分からなくても最初の5文字辺りで押そう』と思い、押した所で2問連続で分かりました」
(2) 「文化祭のクイズ研究部のブースで再び早押しクイズをやり、高校生になったらクイズ研究部に入りたいな、と思うようになりました」(当記事)
【文責:福島和希】
関東を中心にいくつかのサークルやオンラインで活動している大学生です。過去にはKDQA,Quick,CJQLなどの大会で技術周りのお手伝いをしてきました。私自身はそれなりの環境でクイズをしてこられていますが、今までに出会ったクイズプレーヤーの方で環境があまり整っていない中、クイズを続けてきている話を聞いてきました。そんな「環境がないためにクイズを諦めてしまいそうな方」の力に少しでもなれれば、と思い、Quiz Doから応援させていただきたいと思っています!
【補筆:神野芳治】
そういえば僕が現役高校生の頃に「神奈川ナンバーワン決定戦」をやりました(1993年……)。
現存する慶應義塾高校の他にも、桐蔭と相模原から参加いただきました。
神奈川の高校クイズシーンが盛り上がっていると聞き、20年前のOBとして大変嬉しいです!
https://quiz-schedule.info/quizdo/?p=828https://quiz-schedule.info/quizdo/wp-content/uploads/2017/07/2017-06-11-14.31.00-1024x768.jpghttps://quiz-schedule.info/quizdo/wp-content/uploads/2017/07/2017-06-11-14.31.00-150x150.jpgquizdo“やる”クイズリポートイベントリポート前回に引き続き、6月10日に開催された「神奈川高校生ニューヒーロー決定戦」の参加者へのインタビューです。
続いてあと1問のところで惜しくも準優勝の中川健留さん(横浜翠嵐高1)。
――クイズを始めた(クイズ研に入った)きっかけを教えてください。
小学生のころからクイズ番組が好きでクイズに興味を持っていましたが、やる機会がなく、興味はそのまま放置していました。しかし、中学生のころ通っていた塾でクイズ大会があり、その際初めて早押しクイズをやり、興味が一層強まりました。その後翠嵐高校の文化祭のクイズ研究部のブースで再び早押しクイズをやり、高校生になったらクイズ研究部に入りたいな、と思うようになりました。
――神奈川ニューヒーローのような大会は、初めての参加でしょうか?
NH決定戦の前にも他の高校の主催する大会に2、3回ほど出場していました。ただ神奈川県内のくくりの大会に出場したのは初めてでした。
――クイズ研に入ってみての感想(思ったより~だった、など)がありましたら教えてください。
先輩方はみなさんフレンドリーに接してくださり、とても居心地のよい部です。同級生のみんなとも仲良くクイズをできています。改めてクイズ研究部に入って良かったと思います。
――神奈川NH戦で一番印象に残っているシーンがありましたら教えてください。
僕は準決勝でサドンデスまで追い込まれました。そこをなんとか乗り越えられた時が今大会の中でもっとも嬉かった瞬間でした。逆にもっとも悔しかった瞬間は優勝出来なかった瞬間です。あと一問答えられれば、というところだったので余計に悔しかったです。ただ、まだリベンジの機会はあると思うので、これからもっと強くなり、いつか大会で優勝したいです。
「塾のクイズ大会で早押し」というのが大変気になるところです。
文化祭でクイズ大会をやるのは定番ではありますが、一方で参加費をとるわけでもなく、なかなかプラスを感じにくいことでもあります(神野が現役の頃はそうでした)。
しかし、確かに中川さんのように「受験を控えた中学生」も来ることを考えると、クイズ研究会にとって「ちょっと早めの新歓活動」、のような効果もあるかもしれません。
続いて新興校から参加された方にも話を伺いました。
まずは矢沢駿太朗さん(湘南高2)。
――クイズを始めたきっかけを教えてください。
もともと私がクイズが好きで、それを学校で言ったら仲間がついてきた、という感じです。
他の人も、個の趣味としてやっていたそうですが、会として始めたらみんな熱くなりました。
――神奈川ニューヒーローのような大会は、初めての参加でしょうか?
Quick(神奈川高校クイズ連合)例会には何度か出させてもらったことはありますが、NHは初めてです。非常に難しかったです。。。
――現状、湘南高校でクイズ研を作ろう、という動きはあるのでしょうか?
はい。今は、「同好会」ですが、後輩たちは、「部」にしたいと言っています。
――神奈川NHに参加してみて、印象的だったシーンがありましたら教えてください。
決勝ステージです。数々の強豪の中、唯一2年で出場した、翠嵐の塚本さん。彼の知識量、そして大胆な押しに感動しました。私も彼のように強くなりたいです。
進学校として知られ、これまで何人かクイズプレーヤーも輩出しながらも、なかなかクイズ研が設立されたなかった湘南高校。
まずは同好会としてクイズ研が立ち上がったようです。強豪揃いの神奈川高校クイズ界の今後の台風の目となるか。
続いて仲氏太一さん(光陵高2)。
――クイズを始めたきっかけを教えてください。
昔から読書が好きで本からいろいろなことを知ることも好きだったので、クイズも向いていると思ったからです。
――神奈川ニューヒーローのような大会は、初めての参加でしょうか?
半年ほど前からですが、横浜翠嵐高校さん、横須賀高校さん、開成高校さんで開催された例会、大会にお邪魔させていただいております。
――今回の大会、およびこれまでの大会にでてのご感想を聞かせてください。
クイズ研究会に入って驚いたのは、どんな難しい言葉でも皆さん当然のように知っていることです。
自分もまだまだ精進していきたいと思います。
――神奈川NHに参加してみて、印象的だったシーンがありましたら教えてください。
ワンシーンではないのですが、皆さん殆ど問題文を最後まで聞かなかったり問題をスルーすることが少ないことです。
こうした探究心やチャレンジ精神は自分も見習っていきたいと思います。
KQA(関東クイズ連合)やQuick(神奈川高校クイズ連合)の例会には、強豪校・強豪プレーヤーだけではなく、新設校・クイズをはじめて間もないプレーヤー・さらにはクイズ研のない学校のプレーヤーも参加されています(今回はお話をお伺いできませんでしたが……)。
「自分はまだこういう大会は早いのではないか……」という方もいらっしゃるかもしれませんが、輪が広がる一つのきっかけにもなりますので、積極的にチャレンジしていただけるとスタッフとしても嬉しいです!
【神奈川高校生ニューヒーロー決定戦】
(1) 「『分からなくても最初の5文字辺りで押そう』と思い、押した所で2問連続で分かりました」
(2) 「文化祭のクイズ研究部のブースで再び早押しクイズをやり、高校生になったらクイズ研究部に入りたいな、と思うようになりました」(当記事)
【文責:福島和希】
関東を中心にいくつかのサークルやオンラインで活動している大学生です。過去にはKDQA,Quick,CJQLなどの大会で技術周りのお手伝いをしてきました。私自身はそれなりの環境でクイズをしてこられていますが、今までに出会ったクイズプレーヤーの方で環境があまり整っていない中、クイズを続けてきている話を聞いてきました。そんな「環境がないためにクイズを諦めてしまいそうな方」の力に少しでもなれれば、と思い、Quiz Doから応援させていただきたいと思っています!
【補筆:神野芳治】
そういえば僕が現役高校生の頃に「神奈川ナンバーワン決定戦」をやりました(1993年……)。
現存する慶應義塾高校の他にも、桐蔭と相模原から参加いただきました。
神奈川の高校クイズシーンが盛り上がっていると聞き、20年前のOBとして大変嬉しいです!quizdo
quizdo2017@gmail.comAdministratorQuiz Do