スタッフ日記(2017/6/2):いよいよ明日から取材スタート!&「当たり前」の情報について
編集長の神野です。
【いよいよ本格的に取材スタート!】
いくつか打診したところから「取材OK」とのご連絡を頂き、質問をお送りしました。
高校では「創立当時、学校側や他の生徒の理解がなかなか得られず苦戦した高校」と、「加盟校も人数も急増する中、必死で舵を取る連合」。
大学では「地方・かつタコ足大学(キャンパスが散らばっている)という悩みを持ちながら、ここ数年で急成長したサークル」。
社会人では「ゲーム発の地方サークル」「大学のOB・OGサークル」「ネットを活用して活動するサークル」などなど。
などなど、さまざまな個性のクイズサークルを紹介していきます。いよいよ明日が初取材、ここからどううまくローコストでサイクルを回していくかが鍵だと思っています。みなさま、ご協力よろしくお願いします!
【知っている人にとっては「当たり前」のことが、初心者にとっては「当たり前」ではない。そんな「当たり前」の話。】
最近クイズサークルを立ち上げようとしている方に、「どんなところで困ってます?」とtwitterで聞いてみました。
その方の回答は、「問題集をどうやって調達するか、が今の悩みです」。
正直、これは僕からすると意外なものでした。問題集そのものであれば、市販のものもあるし、通販サイトや電子書籍、さらには「クイズの杜」もありますよ、と(上のメニューバーの「問題」から飛べることをお伝えしました)。
しかし、しばらくたって、これは「すでに知っている人の感覚」なんだろうな、と反省しました。
知っている人からすれば、ある程度の問題を手に入れるのはそんなに困らない。ただ、一からクイズを始めようとする人にとっては、全然そんなの「当たり前」の情報ではない。まだあらゆる情報が整備されていない……。
さらに言えば、「リンク先を教えればそれで解決」、ってことでもない。
学生からすれば「通販」はハードルが高いです。いや知っている人からすれば「コンビニ決済や振り込みもできる(からハードル高くないんじゃない?)」とわかってはいるのですが、その情報がない人からすれば躊躇するでしょう(情報があっても、本屋で本を買うのとハードルは全然違う)。
またそこを乗り越えても、今度は「どの問題集を買っていいかわからない」。これまた知ってる人からすれば「まずは○○本と△△本がいいんじゃない」というノウハウがあるわけですが、その情報がない人には「たくさん問題集があって選べない」ということになってしまう。
次に来るのは、「問題は手元にあるけど、さてそれをどう活用したらいいかわからない」ということなんだろうなあ、と推測します。この問題でどうやって企画を打つか。どうやって覚えるか。どうやってサークルで共有するか、などなど……。
当然の話ですが、解は一つではない。だからQuiz Doでは、(電子媒体での取材、という省力化をとることで)極力たくさんの事例を紹介したいと思います。そのうち一つでも「これなら自分らでもできそう、面白そう」と思って頂けるような情報を提供できたら幸いです。
最終的にどういうやり方をとるかは、そのサークルの方次第です。ただ、「まったくゼロから考えなければならない」のと、「ある程度、参考になるような事例がある」のでは難易度が全然違う。「事例がいくつかあったうえで、その上で各サークルの状況にあったオリジナルのやり方を模索する」くらいが、ちょうどいい難易度なんじゃないかな、と個人的には思います。
ゼロからものを作るのは楽しいけれど、何もみんながみんな、車輪を再発明しなくても良い。
ともあれ、「クイズサークルを今まさに立ち上げようとしている方」や「初心者の方」の視点に立とう……と思っていても、どうしても自分が知っていることを「当たり前」に思えてしまう。「クイズ歴25年」の経験は、こういうときにはマイナスにも働きます。
いろいろな方、特に「初心者の方」の意見に触れないと、独りよがりなものになってしまう……そんなことを反省した一日でした。
Quiz Doが「初心者の方にとってわかりやすいサイト」であるべく引き続き模索していきます。
皆様からのご意見をよろしくお願いします。
以上、マッサージ屋のおっちゃんが「病院行くから今日は無理だわー」とのことで、結局マッサージには未だ行けていない神野でした。早くこいこい月曜日(予約とった)。
https://quiz-schedule.info/quizdo/?p=537https://quiz-schedule.info/quizdo/wp-content/uploads/2017/06/カレーノトリコ.jpghttps://quiz-schedule.info/quizdo/wp-content/uploads/2017/06/カレーノトリコ-150x150.jpg“やる”クイズリポートQuiz Doとは?サークルリポート・一般サークルリポート・中学・高校サークルリポート・大学スタッフ日記編集長の神野です。 【いよいよ本格的に取材スタート!】 いくつか打診したところから「取材OK」とのご連絡を頂き、質問をお送りしました。 高校では「創立当時、学校側や他の生徒の理解がなかなか得られず苦戦した高校」と、「加盟校も人数も急増する中、必死で舵を取る連合」。 大学では「地方・かつタコ足大学(キャンパスが散らばっている)という悩みを持ちながら、ここ数年で急成長したサークル」。 社会人では「ゲーム発の地方サークル」「大学のOB・OGサークル」「ネットを活用して活動するサークル」などなど。 などなど、さまざまな個性のクイズサークルを紹介していきます。いよいよ明日が初取材、ここからどううまくローコストでサイクルを回していくかが鍵だと思っています。みなさま、ご協力よろしくお願いします! 【知っている人にとっては「当たり前」のことが、初心者にとっては「当たり前」ではない。そんな「当たり前」の話。】 最近クイズサークルを立ち上げようとしている方に、「どんなところで困ってます?」とtwitterで聞いてみました。 その方の回答は、「問題集をどうやって調達するか、が今の悩みです」。 正直、これは僕からすると意外なものでした。問題集そのものであれば、市販のものもあるし、通販サイトや電子書籍、さらには「クイズの杜」もありますよ、と(上のメニューバーの「問題」から飛べることをお伝えしました)。 しかし、しばらくたって、これは「すでに知っている人の感覚」なんだろうな、と反省しました。 知っている人からすれば、ある程度の問題を手に入れるのはそんなに困らない。ただ、一からクイズを始めようとする人にとっては、全然そんなの「当たり前」の情報ではない。まだあらゆる情報が整備されていない……。 さらに言えば、「リンク先を教えればそれで解決」、ってことでもない。 学生からすれば「通販」はハードルが高いです。いや知っている人からすれば「コンビニ決済や振り込みもできる(からハードル高くないんじゃない?)」とわかってはいるのですが、その情報がない人からすれば躊躇するでしょう(情報があっても、本屋で本を買うのとハードルは全然違う)。 またそこを乗り越えても、今度は「どの問題集を買っていいかわからない」。これまた知ってる人からすれば「まずは○○本と△△本がいいんじゃない」というノウハウがあるわけですが、その情報がない人には「たくさん問題集があって選べない」ということになってしまう。 次に来るのは、「問題は手元にあるけど、さてそれをどう活用したらいいかわからない」ということなんだろうなあ、と推測します。この問題でどうやって企画を打つか。どうやって覚えるか。どうやってサークルで共有するか、などなど……。 当然の話ですが、解は一つではない。だからQuiz Doでは、(電子媒体での取材、という省力化をとることで)極力たくさんの事例を紹介したいと思います。そのうち一つでも「これなら自分らでもできそう、面白そう」と思って頂けるような情報を提供できたら幸いです。 最終的にどういうやり方をとるかは、そのサークルの方次第です。ただ、「まったくゼロから考えなければならない」のと、「ある程度、参考になるような事例がある」のでは難易度が全然違う。「事例がいくつかあったうえで、その上で各サークルの状況にあったオリジナルのやり方を模索する」くらいが、ちょうどいい難易度なんじゃないかな、と個人的には思います。 ゼロからものを作るのは楽しいけれど、何もみんながみんな、車輪を再発明しなくても良い。 ともあれ、「クイズサークルを今まさに立ち上げようとしている方」や「初心者の方」の視点に立とう……と思っていても、どうしても自分が知っていることを「当たり前」に思えてしまう。「クイズ歴25年」の経験は、こういうときにはマイナスにも働きます。 いろいろな方、特に「初心者の方」の意見に触れないと、独りよがりなものになってしまう……そんなことを反省した一日でした。 Quiz Doが「初心者の方にとってわかりやすいサイト」であるべく引き続き模索していきます。 皆様からのご意見をよろしくお願いします。 以上、マッサージ屋のおっちゃんが「病院行くから今日は無理だわー」とのことで、結局マッサージには未だ行けていない神野でした。早くこいこい月曜日(予約とった)。quizdo quizdo2017@gmail.comAdministratorQuiz Do