今回「主催するイベントについて取り上げてもらえませんか?」というオファーを、イベント『解神』より頂きました。
これまでQuizDoで主に取り上げてきた系統とは違うタイプのクイズにまつわる活動になるのですが、「クイズの要素を取り入れるとこんなこともできる」ケースの紹介として今回取り上げさせていただきます。
お話を伺うのは、『解神』の主催者、わんころさんです。

――『解神』とは、どんなイベントなのでしょうか。

最近、謎解きゲームというものが、かなり認知されて来ましたよね。
そんな中、『謎が一番解ける人はどんな人なんだろう?』『どんなふうに解いているんだろう?』っていうのを、見せるイベントだと思っています。

――具体的にはどのようなルールで、どんな問題が出るのでしょうか。

ルールは3ラウンド制になっています。
最初は会場全員参加のペーパー試験、次はクイズ風に言うと3○1×の早押し、最後は双方に15問が与えられて3分でどちらが多く解けるかをトーナメント方式で争う……と、ざっくり言うと、そう言う構成です。

問題は、知識よりもひらめき力を問う「一枚謎」と呼ばれる形式のものです。
モニターに映し出される静止画一枚で完結して、その中の情報で答えとなるワードを導き出す問題になっています。

例題その1。
例題その2。
例題その3。このような画像が画面に映し出される。画像情報と、義務教育終了で習得できているであろう一般常識レベルの知識を元にひらめき力を使って解いていく。これが30秒で解けるか、が一つの目安。(正解は記事の最後に!)

少しややこしいので、ルールを動画にまとめたものを作りましたので、こちらも見てください。

――大会名の由来は何でしょうか。

ちょうど同じ頃、ネットで謎解きの一番「王」を決めるというイベントをやっていて。せっかく決めるなら、「王」より上、例えば「神」というような話からです。
後は、大会の世界観を和テイストにしようとなりまして、じゃあ『解神』とすんなりと、もうそれしかないよねって感じにすんなりと決まりました。

次回は大会の模様について取り上げます!

【文責:戸屋利章】

 

 

 

*正解

漢字1字を入れる問題→
正解は「畑」。□に入れてから字のへんとつくりを繋げ変えると、[禾火][田]で「秋田」になり、問題の指示通りの解答になります。

都市名を聞かれている問題→
正解は「みと(水戸)」。各矢印の先端にあるかな2文字は「上下左右」「東西南北」のそれぞれの位置の漢字の頭文字をとったもの。
?になっている部分は[右(みぎ)][東(とう)]にあたるので、それぞれの頭文字をとって「みと」。
すでに出ている頭文字の内容から、字の配置場所・読み方はこれに限定されます。

アルファベットと丸が書かれた問題→
この問題を解くカギは「○」の扱い方。図形として扱うのではなく、形からアルファベットの「O」として使うという発想の転換が要ります。
その発想を使ってローマ字として読むと「KOKODOKO(ここどこ)」になる。
この時求められていた想定解は、「出題されていた回が開催されていた(当時)お台場東京カルチャーカルチャー」「東京都」「日本」などで、『出題されている場所がどこか、正しく限定できる内容』であれば正解になります。

https://quiz-schedule.info/quizdo/wp-content/uploads/2018/02/1518396236939.jpghttps://quiz-schedule.info/quizdo/wp-content/uploads/2018/02/1518396236939-150x150.jpgquizdo“やる”クイズリポートイベントリポート今回「主催するイベントについて取り上げてもらえませんか?」というオファーを、イベント『解神』より頂きました。 これまでQuizDoで主に取り上げてきた系統とは違うタイプのクイズにまつわる活動になるのですが、「クイズの要素を取り入れるとこんなこともできる」ケースの紹介として今回取り上げさせていただきます。 お話を伺うのは、『解神』の主催者、わんころさんです。 ――『解神』とは、どんなイベントなのでしょうか。 最近、謎解きゲームというものが、かなり認知されて来ましたよね。 そんな中、『謎が一番解ける人はどんな人なんだろう?』『どんなふうに解いているんだろう?』っていうのを、見せるイベントだと思っています。 ――具体的にはどのようなルールで、どんな問題が出るのでしょうか。 ルールは3ラウンド制になっています。 最初は会場全員参加のペーパー試験、次はクイズ風に言うと3○1×の早押し、最後は双方に15問が与えられて3分でどちらが多く解けるかをトーナメント方式で争う……と、ざっくり言うと、そう言う構成です。 問題は、知識よりもひらめき力を問う「一枚謎」と呼ばれる形式のものです。 モニターに映し出される静止画一枚で完結して、その中の情報で答えとなるワードを導き出す問題になっています。 少しややこしいので、ルールを動画にまとめたものを作りましたので、こちらも見てください。 ――大会名の由来は何でしょうか。 ちょうど同じ頃、ネットで謎解きの一番「王」を決めるというイベントをやっていて。せっかく決めるなら、「王」より上、例えば「神」というような話からです。 後は、大会の世界観を和テイストにしようとなりまして、じゃあ『解神』とすんなりと、もうそれしかないよねって感じにすんなりと決まりました。 次回は大会の模様について取り上げます! 【文責:戸屋利章】       *正解 漢字1字を入れる問題→ 正解は「畑」。□に入れてから字のへんとつくりを繋げ変えると、で「秋田」になり、問題の指示通りの解答になります。 都市名を聞かれている問題→ 正解は「みと(水戸)」。各矢印の先端にあるかな2文字は「上下左右」「東西南北」のそれぞれの位置の漢字の頭文字をとったもの。 ?になっている部分はにあたるので、それぞれの頭文字をとって「みと」。 すでに出ている頭文字の内容から、字の配置場所・読み方はこれに限定されます。 アルファベットと丸が書かれた問題→ この問題を解くカギは「○」の扱い方。図形として扱うのではなく、形からアルファベットの「O」として使うという発想の転換が要ります。 その発想を使ってローマ字として読むと「KOKODOKO(ここどこ)」になる。 この時求められていた想定解は、「出題されていた回が開催されていた(当時)お台場東京カルチャーカルチャー」「東京都」「日本」などで、『出題されている場所がどこか、正しく限定できる内容』であれば正解になります。クイズに興味を持った方・初心者の方からベテランまで! ”やる”クイズ支援サイト