「全国のクイズファンが、自らの手で作る、新たな早押しクイズリーグ」と銘打ち、今後全国で開催が予定されているクイズの全国リーグ『プレAQL』。
 当「QuizDo」では、本イベントの開幕戦として行われた「埼玉リーグ」及び「北海道リーグ」について、4回にわたって参加者の目線でのレポート・インタビューを掲載していきます。
 なお、公式レポートは以下にあるので、そちらも参考にしてください。

AQL埼玉レポート【1】「埼玉ジュニア新人戦」
AQL埼玉レポート【2】「一般の部」
AQL埼玉レポート【3】「ジュニアの部」

 まずは、「一般の部のレポート」として、社会人クイズサークル・OBA-Qの一員として参加した春日誠治さんのレポートを掲載します!


さる2017年11月3日(金・祝)、埼玉県は武蔵浦和コミュニティセンターにて『プレAQL』の埼玉予選を兼ねた、団体戦クイズイベント『第7回コバトンカップ』が開催された。

この大会は埼玉県のクイズ界隈の活性化を目的として2011年にスタートしたイベント『彩の国フリバ』に端を発し、’13年に現在の形式となったもので、今回も埼玉に縁のある18チーム(一般・ジュニア各9チームずつ)が参加。筆者も社会人クイズサークル・OBA-Qの一員として参加してきたので、その模様をレポートする。

 【プレAQL?っつーかAQLって何?という方はこちらをチェック!】

この大会は「1部屋3チーム(2チーム対戦、残る1チームが出題)・3部屋制」のいわゆる「コバトンナイン方式」で行われ、抽選で決められた対戦兼出題担当スケジュールに沿って各チームが部屋を移動しつつ対戦を行っていく。

今回取材にご協力いただいたOBA-Qチーム。

 OBA-Qは食べ物・飲み物系問題をあらかた平らげていく若手(←チーム内では比較的)の明大OB・荻島徹くんを筆頭にチーム全体が好調で、KICKS相手に完封勝ち(200-1)を収めるなど開幕6連勝。全勝対決となった玉Qとの対決は両者リーチをかける熱戦の末、108-200で敗れたものの、最終節もTQC(東大クイ研)埼玉支部を200-2と圧倒、7勝1敗の2位となり1位の玉Qとともに3月に東京で行われる全国大会への切符を獲得した。

埼玉地区の全国出場枠は「2.5」で、ボーダーとなる3位に食い込み地域間プレーオフに進出したのは、終盤の連勝でTQC(東大クイ研)埼玉支部をうっちゃった熊熨斗会だった。
最終結果はこちら

通常の大会とは異なり、参加チームが各自問題を持ち寄って相互に出題するというスタイルは独自のものであり、用意する問題や進行の雰囲気からそのサークルの「色」が感じられたり、これがきっかけで交流が生まれたりするのもこの大会の特色である。

…まぁ、それゆえにいわゆる「問題かぶり」が起こることも少なくないが、これもまた会場に笑顔をもたらすひとつのスパイスといったところだろうか。真剣勝負を繰り広げつつも、室内には終始和やかな空気の漂っていたのが印象的だった。


 春日さん、ありがとうございました!
 次回は、参加した埼玉の高校生たちのインタビューを掲載します!

【文責:春日誠治、編集:神野芳治】

https://quiz-schedule.info/quizdo/wp-content/uploads/2017/11/OBAQ-1024x516.pnghttps://quiz-schedule.info/quizdo/wp-content/uploads/2017/11/OBAQ-150x150.pngquizdo“やる”クイズリポートイベントリポート 「全国のクイズファンが、自らの手で作る、新たな早押しクイズリーグ」と銘打ち、今後全国で開催が予定されているクイズの全国リーグ『プレAQL』。  当「QuizDo」では、本イベントの開幕戦として行われた「埼玉リーグ」及び「北海道リーグ」について、4回にわたって参加者の目線でのレポート・インタビューを掲載していきます。  なお、公式レポートは以下にあるので、そちらも参考にしてください。 AQL埼玉レポート【1】「埼玉ジュニア新人戦」 AQL埼玉レポート【2】「一般の部」 AQL埼玉レポート【3】「ジュニアの部」  まずは、「一般の部のレポート」として、社会人クイズサークル・OBA-Qの一員として参加した春日誠治さんのレポートを掲載します! さる2017年11月3日(金・祝)、埼玉県は武蔵浦和コミュニティセンターにて『プレAQL』の埼玉予選を兼ねた、団体戦クイズイベント『第7回コバトンカップ』が開催された。 この大会は埼玉県のクイズ界隈の活性化を目的として2011年にスタートしたイベント『彩の国フリバ』に端を発し、'13年に現在の形式となったもので、今回も埼玉に縁のある18チーム(一般・ジュニア各9チームずつ)が参加。筆者も社会人クイズサークル・OBA-Qの一員として参加してきたので、その模様をレポートする。  【プレAQL?っつーかAQLって何?という方はこちらをチェック!】 この大会は「1部屋3チーム(2チーム対戦、残る1チームが出題)・3部屋制」のいわゆる「コバトンナイン方式」で行われ、抽選で決められた対戦兼出題担当スケジュールに沿って各チームが部屋を移動しつつ対戦を行っていく。  OBA-Qは食べ物・飲み物系問題をあらかた平らげていく若手(←チーム内では比較的)の明大OB・荻島徹くんを筆頭にチーム全体が好調で、KICKS相手に完封勝ち(200-1)を収めるなど開幕6連勝。全勝対決となった玉Qとの対決は両者リーチをかける熱戦の末、108-200で敗れたものの、最終節もTQC(東大クイ研)埼玉支部を200-2と圧倒、7勝1敗の2位となり1位の玉Qとともに3月に東京で行われる全国大会への切符を獲得した。 埼玉地区の全国出場枠は「2.5」で、ボーダーとなる3位に食い込み地域間プレーオフに進出したのは、終盤の連勝でTQC(東大クイ研)埼玉支部をうっちゃった熊熨斗会だった。 最終結果はこちら。 通常の大会とは異なり、参加チームが各自問題を持ち寄って相互に出題するというスタイルは独自のものであり、用意する問題や進行の雰囲気からそのサークルの「色」が感じられたり、これがきっかけで交流が生まれたりするのもこの大会の特色である。 …まぁ、それゆえにいわゆる「問題かぶり」が起こることも少なくないが、これもまた会場に笑顔をもたらすひとつのスパイスといったところだろうか。真剣勝負を繰り広げつつも、室内には終始和やかな空気の漂っていたのが印象的だった。  春日さん、ありがとうございました!  次回は、参加した埼玉の高校生たちのインタビューを掲載します! 【文責:春日誠治、編集:神野芳治】クイズに興味を持った方・初心者の方からベテランまで! ”やる”クイズ支援サイト