『新・一心精進』アーカイブプロジェクトへの移管について


 クイズの杜は、現『新・一心精進』代表の市川尚志の発案でスタートした、「フリークイズ」のダウンロードサイトでした。もともとは、windowsのフリーソフトダウンロードサイト「窓の杜」に因んで名付けたものです。
 「クイズ問題の窓の杜」、すなわち、発表済である様々な傾向のクイズ問題を気軽に手に入れることができる、そんなサイトを目指しておりました。

しかし、管理人市川個人の多忙により、「クイズの杜」は2009年頃から実質更新停止状態となっておりました。無料サーバーの停止等もあり、一度は終了も考えさせていただきました。個人によるボランティア運営の限界と言えます。しかし、そんな中でもアップロードされた問題は、新興クイズ研等、多くの方にご利用頂いておりました。
 以上の状況も踏まえ、皆様にご報告があります。この度『クイズの杜』の運営を、市川個人から、「クイズイベント支援団体『新・一心精進』」による「アーカイブプロジェクト」へと移管します。
移管時点では『新・一心精進』の代表を市川が務めており、大きな変更はないとは言えます。その上で、今回の移管の意図をご説明すると、以下となります。

  • 『新・一心精進』有料サーバーを借りて運用したいこと(過去に無料サーバーを借りて運用しておりましたが、各種無料サイトの運用終了等で何度かデータが消えることがありました。さらにジオシティーズなどといったサイトの終息により、今後さらに運営が困難になると考えております)
  • 継続した運営のために、個人に頼らない「団体(クイズファン有志の投票で代表を選ぶような、ある程度公的なもの)」での運用が望ましいこと(今後市川がクイズを離れた際も、継続して運用されるためには、ある程度公的な組織が権利を有して運用がなされるべきであると考えております)
  • 15000以上(2018年現在)のユーザー数を持つ『新・一心精進』として運用した方が、より多くの方に問題を見ていただけること。
  • 『新・一心精進』アーカイブプロジェクトと目指す方向が似ており、将来的には『クイズの杜』の資産も含めた問題を使い、アプリ開発等も可能になると考えていること。

  • 現状、クイズは大きく盛り上がりを見せております。『新・一心精進』が掲げる「皆が作る、自由なクイズ」を推奨する動きはとても大事と考えます。ただし「自由」を前提としつつも、「情報が一つの場所に集約される」ということも重要と考えており、それでこそ最新のWeb技術等も生かせると考えております。今回の移管について、皆様のご理解のほど、宜しくお願い致します。
    クイズの杜旧管理者 市川尚志


    『クイズの杜』に問題をご提供いただいた方へ

    これまで『クイズの杜』に問題をご提供いただいた方には、『新・一心精進』へのデータの移管をご了承いただきたいと思っております。移管に際して、以下をご了承ください。

  • 皆様の問題について、これまでの「問題の二次利用について」「問題の修正について」を原則継承する形で、『新・一心精進』に移管すること
  • これまで同様、広く公開し続けること。
  • 問題の二次利用について」の提供レベル1の規定について、新一心精進アーカイブプロジェクトの実情に合わせ、「フォーマットを変換し、「新・一心精進協力者(会員)」「年齢確認を行った高校生以下」を対象に配布する。」と変更させていただくこと。
  • 『新・一心精進』の規定に従い、「問題自体の権利は提供者が持ち続ける」「問題提供者はいつでも削除要求できる」という状態で運用させていただくこと
  • さらに他団体にデータを移管する場合や、各種規定を大幅に変更する場合(特に、問題の権利に関わる部分)、改めて許可を取ること。(ただし、『新・一心精進』の「団体名の変更」「法人化」など活動の実態が変わらない場合、改めて許可を得ません。規定を踏まえ「問題提供者がいつでも問題の削除を依頼できる」権利は残り続ける形となります)。

  • 以上について、以前やり取りをした際のメールに2018/12/30にメールにて通知させていただきましたが、多くの方のメールが不通となっておりました。本サイトをご覧になった作者の方で、移管に合意できないという場合、こちらまで連絡をお願い致します。
    今後、『新・一心精進』ベースで、「問題のWebデータベース化」「誤植修正のシステム化」「問題を使った出題アプリの作成」等が行われていく可能性はあります。その際も、皆様に過去に頂いた許可の範囲で行い、それ以上の利用を行う際は、改めて許可を頂くことになります。

    運営方針(旧)

     このページは、2018年12月30日までは、以下の方針で運営してきました。今後は「『新・一心精進』アーカイブプロジェクト」の規定と緩やかに統合していく可能性があります。

  • クイズの問題が掲載されているホームページへのリンクを張る
  • 過去に発表された問題のうち、作者の許可が取れたものについて、統一された書式(html形式)で掲載する

    以上の手順で、問題集の「ペーパーレス化」を推し進めていきます。
    このページの運営は有志のボランティアにより運営されます。
    現在は更新停止中ですが、「クイズ初心者が気軽に問題にアクセスできる環境を作っていきたい」という思いは変わっていません。今後とも宜しくお願い致します。