謎解きイベント『解神』の主催者、わんころさんに引き続きお話を伺います。前回はこちら!

――このようなイベントが誕生したきっかけは何でしょうか?

元々自分がクイズをやっていて、そこから謎解きを始めたんですが、小謎(※)を主役としたイベントはなかったので、見てみたいと思いました。

※謎解きゲームの中で使われる謎問題の中で「ゲームを進めるためのカギをその問題を解くことで得られる」タイプのものを指すことが多い。

――イベント運営の面で一般的なクイズ大会との差違は何かあるでしょうか?

大きくは変わらないと思います。ただ、参加層がクイズに慣れているわけではなかったので、慣習であったりをどう馴染ませるかというのは、課題としてありました。

2017大会の決勝トーナメントの模様。

――今回、これまで大会には比較的接点の薄かったクイズの世界の方々にアピールをされている理由を伺ってもよろしいですか?

「クイズの世界」に限ってというわけではないのですが…実はもっと解ける人がいるのであれば見てみたいと思ったからです
これまで3回やって来た中で、毎回コンスタントに上位に入る人というのが出て来ました。
ただ、「謎解きの世界」と言われている限られた世界の外には、その上位を倒せる人がいるのかもしれない。それであれば見てみたいと単純に思ったんですね。

――この大会の見どころをお聞かせください。

絞れないので、二点。

大きな一つは、この大会は誰にでもチャンスがあるというところです。前回の上位入賞者に招待選手という形でシード権を用意しているのですが、実力者でも転げ落ちるときは転げ落ちます。逆にダメ元でふらっと見に来たって方の中から、スターが生まれたりもします。筋書きのないドラマという感じで何が起こるかわかりません。

もう一つは、決勝トーナメントの方式です。
一言で言ってしまえば、三分間同時に解いて、どちらが数多く解けるでしょうというものなのですが、互いの筆記用具の音の聞こえる静寂とたまに入る実況の声のみ、眼前には三桁の観客の目という衆人環視の極限状態で謎を解くことになります。この状態で、一問でも相手に及ばなければ即敗退となります。
見ている側にも緊張感や、壇上の二人の凄さが伝わって好きな形式です。

解答者の手元。限られた時間の中でいかに「ひらめき」を生みだせるか。神の域の闘いは続く。

――参加を考えている方に向けてアナウンスがありましたらお願いします。

大会の詳細と各プレイガイドのURLは以下の通りです。
先ほども申しましたが、誰にでも神になるチャンスを用意しております。正直、神の域の闘いは生で見ると迫力が違います。
是非、参加も観戦も宜しくお願いします。
大会詳細
イープラス
チケットぴあ
peatix

筆者は過去の解神に参戦経験があり、現場の空気を体感しているのですが、他のクイズ大会と比べて「静」の雰囲気が強く、剣道や弓道等の和の武道の試合のような緊張感があります。
今年の大会は2月24日に、東京・渋谷にある「東京カルチャーカルチャー」で開催。
興味を持たれた方はぜひ参加をご検討ください。日常とも、他のクイズ大会とも違う空間がここにはあります。

そして、この『解神』への参戦記を、2月24日以降に掲載予定です。実際にどんなことが行われたのか、普通のクイズ大会とはどう違ったのか、等をレポートできれば。

【文責:戸屋利章】

https://quiz-schedule.info/quizdo/wp-content/uploads/2018/02/1518345587713-1024x768.jpghttps://quiz-schedule.info/quizdo/wp-content/uploads/2018/02/1518345587713-150x150.jpgquizdo“やる”クイズリポートイベントリポート謎解きイベント『解神』の主催者、わんころさんに引き続きお話を伺います。前回はこちら! ――このようなイベントが誕生したきっかけは何でしょうか? 元々自分がクイズをやっていて、そこから謎解きを始めたんですが、小謎(※)を主役としたイベントはなかったので、見てみたいと思いました。 ※謎解きゲームの中で使われる謎問題の中で「ゲームを進めるためのカギをその問題を解くことで得られる」タイプのものを指すことが多い。 ――イベント運営の面で一般的なクイズ大会との差違は何かあるでしょうか? 大きくは変わらないと思います。ただ、参加層がクイズに慣れているわけではなかったので、慣習であったりをどう馴染ませるかというのは、課題としてありました。 ――今回、これまで大会には比較的接点の薄かったクイズの世界の方々にアピールをされている理由を伺ってもよろしいですか? 「クイズの世界」に限ってというわけではないのですが…実はもっと解ける人がいるのであれば見てみたいと思ったからです。 これまで3回やって来た中で、毎回コンスタントに上位に入る人というのが出て来ました。 ただ、「謎解きの世界」と言われている限られた世界の外には、その上位を倒せる人がいるのかもしれない。それであれば見てみたいと単純に思ったんですね。 ――この大会の見どころをお聞かせください。 絞れないので、二点。 大きな一つは、この大会は誰にでもチャンスがあるというところです。前回の上位入賞者に招待選手という形でシード権を用意しているのですが、実力者でも転げ落ちるときは転げ落ちます。逆にダメ元でふらっと見に来たって方の中から、スターが生まれたりもします。筋書きのないドラマという感じで何が起こるかわかりません。 もう一つは、決勝トーナメントの方式です。 一言で言ってしまえば、三分間同時に解いて、どちらが数多く解けるでしょうというものなのですが、互いの筆記用具の音の聞こえる静寂とたまに入る実況の声のみ、眼前には三桁の観客の目という衆人環視の極限状態で謎を解くことになります。この状態で、一問でも相手に及ばなければ即敗退となります。 見ている側にも緊張感や、壇上の二人の凄さが伝わって好きな形式です。 ――参加を考えている方に向けてアナウンスがありましたらお願いします。 大会の詳細と各プレイガイドのURLは以下の通りです。 先ほども申しましたが、誰にでも神になるチャンスを用意しております。正直、神の域の闘いは生で見ると迫力が違います。 是非、参加も観戦も宜しくお願いします。 【大会詳細】 【イープラス】 【チケットぴあ】 【peatix】 筆者は過去の解神に参戦経験があり、現場の空気を体感しているのですが、他のクイズ大会と比べて「静」の雰囲気が強く、剣道や弓道等の和の武道の試合のような緊張感があります。 今年の大会は2月24日に、東京・渋谷にある「東京カルチャーカルチャー」で開催。 興味を持たれた方はぜひ参加をご検討ください。日常とも、他のクイズ大会とも違う空間がここにはあります。 そして、この『解神』への参戦記を、2月24日以降に掲載予定です。実際にどんなことが行われたのか、普通のクイズ大会とはどう違ったのか、等をレポートできれば。 【文責:戸屋利章】クイズに興味を持った方・初心者の方からベテランまで! ”やる”クイズ支援サイト